3月4日から13日まで行われている東山花灯路。
ライトアップされた三年坂や清水坂を歩き、清水寺にやって来ました。
東山花灯路が行われている期間は、清水寺で夜間拝観が実施されています。
仁王門横で巨大なこけしが横たわる
清水寺の入り口にやって来ました。
仁王門や三重塔が照らされ、朱色が美しく輝いています。
仁王門の横には、見慣れない大きなこけしが横たわっていました。
3月5日と6日には、若手アーチスト主導によるアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」が開催され、清水寺もその会場となりました。
この巨大こけしは、YOTTAさんの作品で、高さ1250cm、横幅500cm、奥行き500cmと超大型サイズです。
仁王門と比較すると、どれだけ巨大かがわかります。
立ち上がると、もっと大きく見えるんでしょうね。
巨大な獅子と狛犬
西門の下には、巨大な獅子と狛犬が展示されていました。
この作品はヤノベケンジさんが制作したものです。
口を閉じた吽形(うんぎょう)の狛犬は、台座を含めて、高さ330cm、横幅240cm、奥行き480cmあります。
銀色の体が黄色いライトに照らされ、金色に輝いています。
口を開けた隣の阿形(あぎょう)の狛犬は、台座を含めて、高さ330cm、横幅365cm、奥行き365cmあります。
こちらも金色に光り輝いていますね。
横から見た狛犬と獅子。
獅子の顔は口が開いているので迫力があります。
狛犬は、口を閉じているので精悍な顔に見えます。
後ろから見た獅子と狛犬。
後ろから見るほうが、ライトが強くないので全身を見やすいですね。
狛犬は足をピンと伸ばして姿勢が良いです。
獅子は、背中を丸め、まるでネコのような猫背です。
清水寺には、仁王門の前に狛犬がいますが、どちらも口を開いた阿形となっており、清水寺の七不思議の一つに数えられています。
今回、吽形の狛犬が置かれたことで、阿吽の狛犬を見られるようになりましたね。
清水寺に展示されている作品は、東山花灯路が開催されている3月13日まで見ることができます。
ライトアップされた作品を見られるのは夜間だけですから、ぜひ、東山花灯路の期間に清水寺を訪れてください。