元日に下御霊神社に初詣に行った後、北西に約12分歩き、京都市上京区の菅原院天満宮神社を訪れました。
菅原院天満宮神社は、その名のとおり、菅原道真を祀っている神社です。
菅原道真を祀っている神社には、牛がいるので、丑年の今年にお参りしておくと良いことがありそうです。
特に元日に初詣に行くと、大いにご利益を授かれそうな気がします。
花手水と牛
菅原院天満宮神社の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅です。
駅からは、北に3分ほど歩けば菅原院天満宮神社の入り口の前に到着します。
入り口には鳥居が立ち、その後ろに神門が建っています。
神門の屋根の下には、「令和三年 辛丑歳 丑 菅原院天満宮 奉納光芳」と書かれた絵馬がかかっていました。
神門の左右には、お正月らしく門松も置かれていましたよ。
神門をくぐると左手に手水舎があります。
牛の口から手水鉢に水が流れています。
手水鉢には、たくさんの花が添えられ、華やかになっていましたよ。
丑年の元日から、すばらしい花手水を見ることができした。
境内では、センリョウが赤い実を付けています。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
祭神の菅原道真は、学問の神さまですから、受験生は合格祈願をしておきましょう。
本殿の近くには伏せた牛もいますよ。
菅原道真を祀っている神社にいる牛は、ほとんどが伏せています。
菅原道真は、遺言で、牛が歩くのに任せて自らの埋葬地を決めたと伝えられています。
牛が伏せているのは、道真の埋葬地となる場所で止まった時の姿勢なのだとか。
参拝者は、牛に触るとご利益を授かれると言われています。
頭を触れば知恵を授けてもらえ、自分が怪我や病気をしている部分と同じところを触れば治癒するとも伝えられていますよ。
ナンテンの赤い実も成っていました。
こちらは、境内の北側にある菅原道真の産湯の井戸です。
菅原道真が誕生した時にこの井戸水を産湯に使ったと言い伝えられています。
手水舎とおなじように様々な花が添えられていましたよ。
ちなみに参拝者は、境内の蛇口から井戸水を汲むことができます。
井戸水を汲みたい方は、水筒などを持ってお参りに行くと良いでしょう。
産湯の井戸の近くでは、センリョウの黄色い実も成っていました。
黄色いセンリョウの近くでは、タヌキがこっそりと境内の様子をうかがっていましたよ。
元日の菅原院天満宮神社は、丑年ということもあり、普段よりも人が多かったです。
今年1年は、多くの参拝者が訪れそうですね。
この後は、護王神社に参拝します。
なお、菅原院天満宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。