12月初旬。
京都市上京区の護王神社に参拝しました。
護王神社では、毎年この時期になると、来年の巨大絵馬が拝殿に掲げられます。
今回の参拝は、その巨大絵馬を見ることが目的であります。
丑年の巨大絵馬
護王神社には、地下鉄の丸太町駅から烏丸通を北に5分ほど歩くと到着します。
表門の前にやってきました。
表門越しに丑年の絵馬が見えます。
表門をくぐって境内へ。
正面に建つのは拝殿です。
拝殿にしっかり収まるように丑年の巨大絵馬が置かれています。
子年の絵馬は、拝殿の北隣に建っている聖鳳殿に掲げられていましたが、今はなくなっています。
丑年の絵馬も、しばらくの間、拝殿に置かれた後、聖鳳殿に移されると思います。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
護王神社は、足腰の守護神として崇められているので、足腰が丈夫でいられるようにお願いしておきましょう。
足腰の調子が悪い方は、治癒を祈願しておきましょう。
師走の境内
12月になると、イチョウも、葉がすっかり散ってしまい、枝だけの状態となっていました。
他のイチョウは、まだ葉が少しだけ残っていましたが、それほど時間がかからずに全部散ってしまったでしょうね。
境内の北側に置かれている大きなさざれ石。
幅3メートル、高さ2メートルもあります。
護王神社は、絵馬もさざれ石も、巨大ですね。
境内の北東角には、伊勢神宮遥拝所があります。
伊勢神宮遥拝所は、いろんな神社で見かけますね。
護王神社の境内にたくさんいる狛猪。
祭神の和気清麻呂は、宇佐八幡に赴く途中に足が萎えてしまいましたが、イノシシたちに助けられ、足萎えが治ったと伝えられています。
そのため、護王神社では、イノシシを霊猪として崇めています。
境内には、猪コレクションもあるので、参拝した時には見ておきたいですね。
12月に入ると、京都は人の数が一気に減りますが、護王神社もこの日は人が少なかったです。
普段から混雑することはないのですが、12月は木々の枝から葉が落ちていることもあり、余計に人が少なく感じます。
表門近くの霊猪手水舎では、手水鉢にミニイノシシがたくさん並べられていました。
かわいらしいイノシシ手水ですね。
このまま、しばらくの間、ミニイノシシを手水鉢に並べておくのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響もあり、護王神社では、手水舎から柄杓が撤去されています。
水は、竹を伝って自動的に流れてくるようになっているので、柄杓がなくても手と口を清められますよ。
そろそろ護王神社から出ましょう。
護王神社に初詣に行かれた際は、丑年の巨大絵馬もぜひご覧になってください。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。