10月12日に厳島神社のフジバカマを見た後、京都御苑を西に出て、烏丸通を渡り護王神社に参拝しました。
護王神社も、藤袴祭の会場となっており、境内にフジバカマが並べられます。
巨大絵馬の下の藤袴
護王神社は、地下鉄の丸太町駅から北に5分ほど歩いた辺りに建っています。
東向きに建つ鳥居の前に到着。
いつ見ても、護王神社と刻まれた石柱が立派です。
鳥居と表門をくぐり境内へ。
境内中央には、拝殿が建っています。
青空を背景に見る拝殿はきれいですね。
表門をくぐった右手に霊猪手水舎があり、手水鉢には秋の花が添えられていました。
逆立ちしているイノシシは、幸運の霊猪と呼ばれ、鼻を撫でると幸せが訪れると言われていますよ。
拝殿の北側に建つ聖鳳殿には、子年の巨大絵馬がかかっています。
護王神社のフジバカマは、この巨大絵馬の下に並んでいました。
フジバカマが植わったプランターは5つほど。
以前はもっとたくさんのフジバカマが巨大絵馬の下に並んでいたのですが、今年は控えめです。
新型コロナウイルスの影響でしょうか。
他の場所にも、フジバカマが並んでいるか探したのですが、並んでいたのは巨大絵馬の下だけでした。
それでは本殿にお参りをしましょう。
祭神として祀られている和気清麻呂は、足萎えで立つことができなくなったのをイノシシに助けられ立って歩けるようになったことから、足腰の守護神として崇められています。
足腰の健康を保てるようにしっかりと祈願しておきましょう。
境内の南側に建つ社務所には、たくさんの猪コレクションが並べられています。
小型犬ほどの大きさのイノシシの置物が、上の方に置かれていました。
護王神社の猪コレクションは、どれくらいの数があるのでしょうか。
小さいイノシシや大きいイノシシまで、たくさんあります。
100や200ではないですね。
拝殿の近くに休憩所が設置されていたので、休ませてもらいましょう。
拝殿には、四神相応図がかかっていました。
四神は、方角を司る霊獣で、北方を玄武、西方を白虎、南方を朱雀、東方を青龍が守っています。
また、青龍は春、朱雀は夏、白虎は秋、玄武は冬と対応しており、季節とも関係がありますよ。
京都は、平安時代に四神相応の地とされ、縁起が良い地とされていました。
平安京が置かれたのも、それが理由なんですね。
本殿にお参りを済ませ、フジバカマも見たので、そろそろ護王神社から出ましょう。
私が境内にいる間、参拝者はほとんどいませんでした。
もっとフジバカマを見に来ている人が多いと思ったのですが。
この後は、菅原院天満宮にフジバカマを見に行きます。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。