4月上旬に京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝した後、西に3分ほど歩き京都地方裁判所を訪れました。
訪れたと言っても、裁判所の中に入ったわけではありません。
京都地方裁判所の歩道には、八重紅枝垂れ桜が等間隔に数十本植えられており、4月上旬から中旬にかけて見ごろを迎えます。
今年は、ソメイヨシノの開花が早かったので、八重紅枝垂れ桜の開花も例年より早まっており、京都地方裁判所でもすでに見ごろとなっているはずだと思い見に行くことにしました。
満開の八重紅枝垂れ桜
京都地方裁判所には、地下鉄の丸太町駅から東に5分ほど歩くと到着します。
京都地方裁判所は、丸太町通に面して建っており、北側が入り口となっています。
八重紅枝垂れ桜は、北側には植えられていません。
植えられているのは、東側、南側、西側で、全部合わせると30本以上は立っています。
今回は、北東角から反時計回りに歩いて、八重紅枝垂れ桜を見ましょう。
京都地方裁判所の北東角にやって来ると、予想したとおり、八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えていました。
紅色が濃く、ちょうど満開になったばかりのようですね。
東側の歩道を南に向かって歩きます。
等間隔に並んだ八重紅枝垂れ桜は、どれも同じような姿をしていますよ。
私も八重紅枝垂れ桜の間に入って並びます。
一直線に眺める八重紅枝垂れ桜が美しいです。
紅色の傘がどこまでも続いているように見えます。
見上げると枝先まで、たくさんの花を付けていました。
南側の歩道にやってきました。
こちらには小学校があるのですが、その入り口付近でも、桜がきれいに咲いていました。
道路の両脇で、桜が満開になると、とても華やかです。
南側の八重紅枝垂れ桜は、ちょっと咲き具合が悪いように見えます。
東側よりも、花数が少な目です。
以前は、もっとたくさんの花を咲かせていたのですが、2018年の台風21号の被害を受けて、枝が折れてしまったのでしょうね。
西側の歩道にやってきました。
こちらの八重紅枝垂れ桜も、枝が目立っています。
八重紅枝垂れ桜は、年によって、咲き具合が違います。
たくさんの花を咲かせる年もあれば、7割くらいしか花が咲かない年もあります。
今年は、多くの花を咲かせている八重紅枝垂れ桜を目にすることが多いのですが、京都地方裁判所の八重紅枝垂れ桜は、やや花が少な目です。
それでも、花が所狭しと密集して咲いている枝もあり、全体的には、美しい咲き具合でしたよ。
京都地方裁判所は、京都御苑の南側にあるので、4月に京都御苑に観光で訪れる際は、京都地方裁判所の八重紅枝垂れ桜も、ぜひ見に行ってください。
この後は、京都御苑に桜を見に行きます。