元日の禅居庵に新年の参拝・2020年

元日に京都市東山区の恵美須神社に初詣に行った後、近くの禅居庵にもお参りをしました。

禅居庵は、境内に多くのイノシシがいることから、昨年の亥年には多くの観光客や旅行者の方が参拝に訪れました。

私も、昨年の早い時期に禅居庵にお参りをしています。

これまで禅居庵には何度も訪れていますが、元日に参拝するのは今回が初めてですね。

冬の植物たち

禅居庵は、京阪電車の祇園四条駅から南東に徒歩約5分の場所に建っています。

入り口に到着。

入り口

入り口

入り口では、狛イノシシがお出迎え。

猪

昨年はお世話になりました。

境内に入ります。

冬の禅居庵では、サザンカが目立ちます。

サザンカ

サザンカ

上の写真に写っているのは白色のサザンカですが、赤系統のサザンカも咲いていましたよ。

ナンテンの赤い実もたくさんなっていました。

ナンテン

ナンテン

正月には、門松にナンテンがついているのをよく見ますね。

摩利支天堂の前には、ハボタンも。

ハボタン

ハボタン

冬は、お寺でよくハボタンを見かけますね。

手水屋のイノシシは口から水を流しています。

手水屋の猪

手水屋の猪

それでは摩利支天堂にお参りをしましょう。

摩利支天堂

摩利支天堂

摩利支天は、7頭のイノシシに坐り、顔が3つ、腕が6本の三面六臂(さんめんろっぷ)の姿をしています。

イノシシを従えている姿から、亥年の守り本尊として信仰されていますね。

また、摩利支天は実体がない陽炎の光が神格化したといわれ、捕えられ傷つけられることがないとし、開運、勝利の神として戦国武将からも崇敬されていました。

年始から運が開けるようにお願いしておきましょう。

参道には背の低いお地蔵さんが、仲良く体を寄せていました。

お地蔵さん

お地蔵さん

このような姿を見ると、寒い京都の冬でも、ほっこりとしますね。

黄色の菊の花も、境内を明るい彩にしてくれています。

菊

近くにはサザンカの白い花も咲いています。

元日の禅居庵は、それほど混雑はしていませんでしたが、初詣客の方が途切れることなく境内に入ってきました。

私が禅居庵にいる間は、ポカポカとした陽気で心地良かったです。

境内の東の参道に進みます。

参道では、センリョウも赤い実をポツポツと付けていましたよ。

センリョウ

センリョウ

禅居庵にお参りを済ませた後は、譲り合いの道を東に歩き、建仁寺に参拝しました。

なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊