5月下旬に京都市東山区の大谷祖廟のサツキを見た後、北隣の円山公園を散策しました。
円山公園は桜が咲く頃には、多くの旅行者や観光客の方で混雑しますが、それ以外の季節は比較的人が少な目です。
5月下旬から6月上旬の円山公園では、サツキが園内の所々で花を咲かせます。
ということで、サツキを見ながら円山公園の中を歩きましょう。
初夏の景色が広がる円山公園
円山公園には、京阪電車の祇園四条駅から東に10分ほど歩くと到着します。
今回は、大谷祖廟から円山公園に入ったので、駅とは反対の東側から西に向かって歩きます。
青空の下、木々の青葉を眺めます。
青葉の色が徐々に深くなり、春が遠のいて行っているのを感じます。
円山公園のサツキは、まだ咲き始めたばかりのようですね。
池の近くにやって来ました。
桜もカエデも、青葉に覆われています。
池の周囲では、いつも海外からお越しの方たちが休憩をしています。
最近は、どこの観光地も海外からお越しの方たちで賑わっていますが、円山公園は、明治時代から外国の方たちを目にすることが比較的多かった場所です。
カキツバタは、そろそろ見ごろを終えようとしていました。
赤色のサツキは、これからもっと多くの花を咲かせそうです。
円山公園の象徴とも言える祇園枝垂れ桜も、緑の葉でつつまれていました。
木陰に隠れるようにして咲くピンク色のサツキの花。
円山公園の西側まで歩いてきました。
この辺りのサツキは、比較的多くの花を咲かせていますが、まだ見ごろ前の状況です。
藤棚の下で小休止。
さすがに5月下旬になると、藤の花は、まったく咲いていませんね。
1ヶ月前なら、紫色の花を咲かせている姿を見れたことでしょう。
再び、池の近くにやって来ました。
この日は、雲ひとつない青空で、東山と池がとてもきれいに見えましたよ。
京都はそろそろ梅雨を迎えそうです。
円山公園のサツキは梅雨入りまでは楽しめると思います。
梅雨に入ってからは、円山公園でもアジサイが咲きますよ。
この後は、西隣に建つ八坂神社にサツキを見に行きました。