2月2日。
京都市左京区の吉田神社の節分祭に行ってきました。
吉田神社では、毎年2月2日と3日の2日間にわたって節分祭が催されます。
京都市内では、多くの寺社で節分祭が行われていますが、吉田神社の節分祭は特に盛り上がります。
大混雑の参道
吉田神社は、京阪電車の出町柳駅から東に徒歩約15分の吉田山に鎮座しています。
吉田神社の西側には京都大学があり、その南側の道路を東に歩けば吉田神社に到着します。
時刻は午後6時頃。
吉田神社では、この時刻から追儺式が行われるので、それに合わせて吉田神社に向かったのですが、京都大学の南の道路にやってくると人とお店が多く、なかなか前に進みませんでした。
それにしても、お店の料理がおいしそうです。
牛肉、どて焼き、焼き鳥、から揚げ、たい焼き、アユの塩焼きなど、全部食べたくなりますね。
一ノ鳥居に到着。
ここからさらに人が増え、ほとんど前に進まなくなりました。
どうやら、入場規制が実施されているようです。
これでは、追儺式には間に合いそうにありません。
境内も大賑わい
二ノ鳥居をくぐって境内に入ります。
一ノ鳥居から境内に入るまで30分程度並びましたよ。
境内も人がいっぱい。
お参りをしようと本殿に向かいますが、こちらも大混雑だったので、なかなか本殿の前にたどり着きません。
追儺式が行われた舞殿には、お供えがいくつかありました。
どうにか本殿の近くにやってこれたので、やや離れた所からお賽銭を投げ入れ、お参りです。
これで、厄払いができたことでしょう。
吉田神社の節分祭と言えば、福豆も忘れてはいけません。
福豆には、福引券も付いていますよ。
福豆は、1つが200円なのですが、10個以上お求めになっている参拝者の方も多かったです。
福引券が目当てなのでしょうね。
吉田神社の福豆に付いている福引の賞品は、とても豪華で、自動車が当たるんですよ。
他にも、ウェスティン都ホテルなどのホテルが賞品を提供していましたから、宿泊券やディナー券が当たるのではないでしょうか。
ダイソンの扇風機も見えますし、自転車も展示されていました。
お酒にお菓子に扇子にいろいろあります。
当選発表は、2月8日の京都新聞の朝刊で行われるそうですよ。
境内の中央には、古いお札やお守りが山のように積まれていました。
この古いお札やお守りは、2月3日の午後11時から行われる火炉祭で炊き上げられます。
さらに吉田山を上ります。
途中の参道にも、お店が並んでいました。
人も多かったのですが、お店がなくなると一気に人が減ります。
吉田山の頂上には、大元宮(だいげんぐう)が建っています。
普段はお参りできませんが、節分祭の日などにはお参りできますよ。
大元宮には、日本全国の神さまが祀られていますから、こちらでお参りしておけば、様々なご利益を授かれそうですね。
大元宮の脇には、鬼を退治してくれる方相氏(ほうそうし)がいらっしゃいました。
体中にたくさんのお賽銭が置かれていましたよ。
大元宮にお参りを済ませた後は、東から吉田山を下りることに。
来るときに通った参道に戻ると、どれだけ時間がかかるかわかりませんからね。
なお、吉田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。