1月中旬。
京都市東山区の金剛寺と法観寺に参拝しました。
金剛寺と法観寺が建つ八坂通には、飲食店やお土産物屋さんが多く建ち並び、旅行者や観光客の方に人気のスポットとなっています。
この日も、そろそろ初詣客が減り始める頃にもかかわらず、八坂通は多くの人で賑わっていました。
人気が高まる金剛寺
まずは、金剛寺に入ります。
金剛寺の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。
駅からは北東に徒歩約15分程度です。
市バスだと「清水道」で下車して北東に徒歩約5分なので、こちらの方が便利ですね。
金剛寺の山門前に到着。
山門をくぐると、右手に干支の瓦が何枚も置かれています。
今年の戌年の瓦もありますね。
金剛寺は聞きなれないかもしれませんが、八坂庚申堂と言えばわかる人が多いのではないでしょうか。
最近、地蔵堂に吊るされたたくさんのくくり猿が大人気で、記念撮影をしていく方が増えてますね。
くくり猿は、布製のサルの手足をひとつにくくって欲を抑え祈願成就を願うものです。
そのため、くくり猿には、参拝者の様々な願い事が書かれています。
それでは本堂にお参りをしましょう。
本堂の前の灯籠をよく見ると、サルが彫られているのがわかります。
見ざる。
言わざる。
聞かざる。
灯籠の3方向に三猿がしっかりと彫られてますね。
以前は、金剛寺に参拝する人はとても少なかったのですが、くくり猿が注目を集めたため、今はいつ訪れても参拝者で賑わっている状況です。
インスタ映えするお寺として、しばらくは注目を集めそうです。
法観寺を見上げる
金剛寺を出て八坂通を東に少し歩き、法観寺の前にやってきました。
ここも、法観寺と言うとわからない人が多いと思いますが、八坂の塔と言えば東山に建つ五重塔だとわかると思います。
東大路通から八坂通を東に入ると、坂の上に八坂の塔が見えます。
以前は、金剛寺よりも、この八坂の塔の方が人気があったんですけどね。
八坂の塔を見上げて歩いていると、金剛寺に気づかずに素通りしてしまった人も多かったことでしょう。
この日は、曇り空だったので、写真からでも冬の寒さが伝わるかと思います。
八坂の塔の近くは、昔ながらの建物が多く残っているので、古都の風情を感じることができます。
新しくできたお店も景観に配慮しているので、この辺りを歩くだけでも、京都観光を楽しめますよ。