戌年の元日に狛犬が逆立ちする宗忠神社に初詣・2018年

元日に京都市左京区の吉田神社に初詣した後、近くの宗忠神社にも参拝しました。

宗忠神社は、逆立ちする狛犬がいることで知られている神社なので、戌年の初詣に良さげだなと思いお参りすることにしました。

初詣客が少な目の境内

宗忠神社は、京阪電車の出町柳駅から東に20分ほど歩いた辺りに建っています。

今回は、吉田神社に参拝した後なので、吉田山の山頂から北側の鳥居をくぐって境内に入ることに。

北側の鳥居

北側の鳥居

境内に入ると参拝者の姿が見えましたが、数人ほどでした。

まずは本殿と神明宮本殿にお参りをしましょう。

本殿(左)と神明宮本殿(右)

本殿(左)と神明宮本殿(右)

宗忠神社は、黒住教の教祖である黒住宗忠を祀る神社です。

黒住宗忠は、朝廷より宗忠大明神の神号を賜り、幕末に高弟の赤木忠春が宗忠神社を創建しました。

なお、本殿隣の神明宮には天照大神が祀られています。

境内に植えられている松には、おみくじが結ばれていました。

松に結ばれたおみくじ

松に結ばれたおみくじ

本殿の南に建つ社は忠春社。

忠春社

忠春社

その名のとおり、赤木忠春を祀っています。

初詣客の方が奉納した絵馬がかかってました。

絵馬

絵馬

戌年の絵馬の中に酉年の絵馬も混ざっていましたよ。

神明宮本殿の北側には、白山社という小さな祠があります。

白山社

白山社

祀られているのは、菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)です。

ちなみに菊理媛尊は、白山比咩大神(しらやまひめおおかみ)とも呼ばれており、古くからこの地を守る神さまとして鎮座しているのだとか。

石段の上に建つ鳥居は宗忠鳥居。

宗忠鳥居

宗忠鳥居

宗忠鳥居をくぐり、石段を下った先に逆立ちする狛犬がいます。

こちらは、口を閉じた吽形(うんぎょう)の狛犬。

吽形の狛犬

吽形の狛犬

微動だにせず逆立ちしています。

前足の力が強そうですね。

吽形の狛犬の後ろには、ナンテンが植えられており、赤い実をたくさん付けていました。

ナンテン

ナンテン

こちらは、口を開けた阿形の狛犬。

阿形の狛犬

阿形の狛犬

尻尾と後ろ足をまっすぐに伸ばして逆立ちをしています。

狛犬の色が茶色いですが、これは備前焼だからです。

なぜ、逆立ちする備前焼の狛犬が作られたのか、詳細は不明のようです。

東側の鳥居をくぐって振り返ります。

東側の鳥居

東側の鳥居

お正月らしく、初詣の看板が出ていますね。

石造りの白色の鳥居を見ると、心機一転、気持ちが改まる気がします。

まだ、神社に初詣に行ってない方は、逆立ちする狛犬がいる宗忠神社を訪れてはいかがでしょうか。

なお、宗忠神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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