12月中旬。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
下御霊神社には、今年の元日にお参りをしています。
今年1年間、大きな災厄に遭わなかったのは下御霊神社に元日に参拝したからかもしれません。
初詣の準備中
下御霊神社は、京阪電車の神宮丸太町駅から西に徒歩約6分の場所に建っています。
寺町通に面する下御霊神社の朱色の鳥居の前にやってきました。
鳥居の奥には正門が建っています。
正門を見上げると龍の彫り物。
下御霊神社に参拝した時は、正門の彫り物もしっかり見ておきたいですね。
境内に入ると正面に拝殿が建っています。
境内には、たくさんの車も止まっていますね。
拝殿の中を見ると、初詣の準備のために必要なものが置かれていました。
境内に車が多いのは、初詣の準備が始まっていたからなんですね。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には非業の死を遂げた8柱の神さまが祀られています。
怨霊を祀って御霊にすると、災厄から守ってくれるという御霊信仰が平安時代に流行しました。
下御霊神社は、その頃に創建されています。
本殿脇で咲くたくさんのサザンカの花。
花弁が真っ白ですね。
まだ咲き始めて間もないのか、花弁がきれいでしたよ。
社務所の近くに植えられているナンテンが、赤い実をたくさん付けています。
正門の近くに建つ小さな社は垂加社です。
延宝4年(1674年)に当時の神主が垂加神道の創始者山崎闇斎の弟子となりました。
垂加社は、山崎闇斎を猿田彦社相殿として祭祀したものです。
ちなみに山崎闇斎の思想は、幕末の勤王思想に影響を与えています。
垂加社の隣には、朱色の鳥居が数本並んだ稲荷社が建っています。
商売繁盛のご利益を授けてくれるので、しっかりとお参りしておきましょう。
下御霊神社に参拝するときは、いつも、近所の人が手洗舎に水を汲みに来ています。
下御霊神社の名水は、口当たりがまろやかで、とても美味しいのです。
飲んでみたい方は、空のペットボトルを持って下御霊神社にお参りすると良いでしょう。
下御霊神社には、元日以外にも何度かお参りをしました。
また、来年以降も参拝することでしょう。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。