12月中旬に京都市中京区の本能寺に参拝した後、寺町通を北に10分ほど歩いて行願寺にやってきました。
今年1年間で、行願寺には数回お参りをしています。
今年だけでなく毎年行願寺にはよくお参りをしてますね。
今回は、今年最後の行願寺参拝であります。
参拝者が多めの境内
行願寺の最寄り駅は、京阪電車の神宮丸太町駅です。
駅からは、南西に7分ほど歩くと寺町通に面した行願寺の山門前に到着します。
山門をくぐって境内へ。
正面に建つのは本堂です。
参拝者は少ないだろうと思っていたのですが、本堂の中が意外と混んでますね。
どうやら、ご婦人のグループがお参りに訪れているようです。
行願寺は、西国三十三所観音霊場巡りの第十九番札所なので、その御朱印をいただきに参拝されているのかもしれません。
または、行願寺は、都七福神めぐりのひとつでもあるので、こちらの御朱印かもしれませんね。
本堂の前の植木鉢にはハボタン。
それでは、本堂に上がってお参りをしましょう。
本堂の手前では、サザンカも咲き始めていましたよ。
まだつぼみが多く残っているので、これからたくさんの花を咲かせることでしょう。
サザンカが満開になる頃は、京都市内は最も寒さが厳しくなっていると思います。
そんな寒い時期に花を咲かせるサザンカには、強い生命力を感じます。
本堂から少し北に行くと七福神が勢ぞろいしています。
後ろのカエデは葉を散らし、七福神の足元にはたくさんのモミジが敷かれていましたよ。
また、七福神の近くでもサザンカがたくさんの花を咲かせていました。
境内の一番北側には、大きな石塔が置かれています。
この石塔は、加茂大明神なのだとか。
どのような由緒があるのかはわかりません。
加茂大明神の隣には、たくさんの石仏が並んでいます。
これらの石仏は、百体地蔵尊です。
境内の北東に建っている庫裡(くり)。
庫裡の前のナンテンが赤い実をたくさん付けていましたよ。
ナンテンは、その言葉の響きが「難を転じて福となす」に通じることから縁起の良い木とされています。
よくお寺や神社で見かけますね。
殺風景な冬の境内に赤い実が彩りを添えてくれます。
最後に寿老人堂にもお参りをしておきましょう。
都七福神めぐりの寿老人を祀るお堂ですから、しっかりとお参りしておけば、健康長寿のご利益を授かれそうですね。
それでは、行願寺から出ましょう。
なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。