8月下旬。
京都市中京区の錦天満宮に参拝しました。
錦天満宮は、お土産物屋さんや飲食店などで賑わう新京極通に建っており、よく修学旅行生がお参りしていますね。
近年は、海外からの旅行者の方たちの姿もよく見かけます。
ビルに挟まれた鳥居
錦天満宮の最寄り駅は、阪急電車の河原町駅です。
駅を出て四条通を西に5分も歩けば、新京極通にぶつかるので、アーケード街をさらに3分ほど北に進みます。
すると錦天満宮の入り口が現れます。
まだ残暑厳しい時期ですが、新京極のアーケード街は、お店の冷房の風が外にもれてひんやりと涼しいです。
錦天満宮の入り口には鳥居が建っていないように思えますが、入り口から西に10メートルほど行くと石造りの鳥居があります。
ビルに挟まれて、鳥居が窮屈そうにしています。
いや窮屈なんてものではありません。
鳥居の上の部分は、ビルに突き刺さっています。
鳥居の右側部分も反対側のビルに突き刺さっています。
道が狭いので、突き刺さっているように見えるだけだと思うでしょう。
でも、錦天満宮の鳥居は、本当にビルに突き刺さっているのです。
ビルの中に入れば、壁を貫通した鳥居の先が見れますよ。
以前にテレビ番組でも採り上げられており、鳥居が突き刺さっているのを見るためにお店に入って来るお客さんもいるのだとか。
良い宣伝になってますね。
錦天満宮の境内
それでは、錦天満宮に入りましょう。
入り口の提灯の下をくぐります。
天満宮ならではの牛。
体が、かなり金色になってきています。
頭はほとんど黒色の部分がないですね。
参拝者に触られて、色が落ちてきているようです。
牛の後ろには、名水の錦の水があります。
境内には蛇口もあるので、汲んで帰ることもできますよ。
それでは本殿にお参りをしましょう。
祭神の菅原道真に頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
本殿の北側にやってきました。
夏らしくムクゲが白色の花を咲かせていました。
こちらは、フジウツギです。
大願梅も木にたくさんぶら下がっていましたよ。
願い事がかなうと良いですね。
末社の日の出稲荷大明神にもお参りをしておきましょう。
商売繁盛を祈願しておきましたよ。
水盤の花を見ていると、涼しく感じますね。
錦天満宮は夏でも参拝者が多めでした。
あまり広い境内ではないので、一度にたくさんの人は入れませんが、境内から参拝者がいなくなることはありませんでしたよ。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。