7月24日の祇園祭後祭山鉾巡行を見終えた後、花傘巡行も観覧しました。
花傘巡行は、午前10時に八坂神社を出発し、四条通を西に進んで四条河原町を超え寺町通から北上します。
そして、御池通から東に進み、河原町通を南下して、山鉾巡行の後に再び四条河原町の交差点に姿を現し八坂神社に戻っていきます。
四条大橋へ向かう花傘巡行
四条河原町の少し東、木屋町通と四条通が交差する辺りにやってきました。
山鉾巡行が過ぎ去った直後でしたが、すぐに花傘巡行の先頭が四条河原町を曲がって、八坂神社へ進んでいきます。
花傘巡行の最初の方は、子供たちの神輿が進みます。
子供たちの元気な声が四条通にこだまします。
金色の神輿を担ぐ子供たち。
花傘巡行は、昭和41年(1966年)に前祭(さきまつり)と後祭が合流した後、24日に行われていた後祭の山鉾巡行に代わって始まった行事です。
平成26年(2014年)に後祭が復活してからも、同じ日に花傘巡行はそのまま実施されています。
結果的に後祭の消滅と復活によって祇園祭の行事が増えたことになりますね。
笠を被った女性の列が過ぎていきます。
続いて、花がいっぱい乗った神輿の登場です。
花傘巡行は、後になるほど雅になってきますね。
獅子舞も登場。
沿道に子供を見つけては頭を噛んでいましたよ。
甲冑姿の子供たちが通り過ぎ、その後から子供が乗った馬が進んでいきます。
きれいな花傘も続きます。
花傘巡行の終わり近くで、婦人の列が登場。
祇園の芸妓さんが乗った神輿も続きます。
真っ白な姿をした子供たちは、鷺踊の列です。
頭には、くちばしの長い鷺の顔を載せています。
花傘巡行の最後尾は、前祭にも登場した岩戸山の神輿です。
花傘巡行は、15分ほどで見終わりました。
ずっと立っていると足が疲れますから、短時間でお祭り気分を楽しめるのはありがたいですね。
先ほどの鷺踊の列は、四条大橋を渡り始めると翼を広げます。
四条大橋を渡り終えるまで、ずっと翼を広げていましたよ。
祇園祭の山鉾巡行は、後祭の方が花傘巡行も見れて楽しいですね。
盛り上がるのは前祭ですが、短時間で祇園祭を楽しむなら24日の後祭がおすすめです。