6月下旬に京都市左京区の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)でアジサイを見た後、北隣の真如堂に参拝しました。
真如堂も、近年はアジサイの名所となっていますね。
まだ、真如堂は、他のアジサイの名所ほどは知られていないので、見ごろを迎えている今の時期でも訪れる人が少な目です。
本堂前の夏椿
真如堂には、市バス停「真如堂前」か「錦林車庫前」で下車し、東に5分ほど歩くと到着します。
今回は、金戒光明寺の境内の墓地を抜けて、南側から境内に入ることに。
南側から境内に入ると、本堂の真如堂がすぐなんですよね。
本堂の前に植えられている大きな木は、ボダイジュです。
6月上旬から中旬に花を咲かせますが、花期がとても短く、すぐに散ってしまいます。
すでに6月も終わりが近づいてきた頃なので、花はほとんどありませんでした。
なお、真如堂のボダイジュの写真は、以下の過去記事に掲載しています。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂の左前では、夏椿が白色の花をたくさん咲かせていました。
夏椿は、沙羅(さら)とも呼ばれていますね。
お釈迦さまが、2本並んだ沙羅の木の間で入寂されたことから、沙羅双樹とも言われています。
ただ、インドの沙羅と日本の沙羅は違う種類だそうです。
近くで見る夏椿の花。
境内には、たくさんの夏椿の花が落ちています。
夏椿は、朝に咲いて夕方には落ちる、何ともはかない花です。
紫陽花園
本堂にお参りを済ませた後は、その裏にある紫陽花園へ向かいます。
紫陽花園の入り口付近は、やや花の数が少ない感じがします。
以前は、真如堂に紫陽花園はなかったのですが、数年前に本堂の裏に設けられました。
紫陽花園ができた当初は、小さなアジサイだったのですが、今はどのアジサイも人の腰から胸くらいの高さに育っています。
花の数も増えてきてますね。
爽やかな青色のガクアジサイ。
薄紫色のアジサイも咲いてます。
こちらは、濃い赤色ですね。
萬霊堂の近くでは、真っ白なアジサイも咲いていましたよ。
例年なら7月に入るとアジサイの花が弱ってきますが、今年はどこのアジサイも咲き始めるのが遅めだったので、7月に入ってもきれいなアジサイを見られそうです。
真如堂も、もうしばらくはきれいなアジサイを見れそうでしたよ。
なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。