千本釈迦堂で見ごろを迎えた遅咲きの桜・2017年

4月中旬に京都市上京区に建つ千本釈迦堂に参拝してきました。

千本釈迦堂には4月初めにも桜を見に訪れています。

今回も桜を見るための参拝ですが、4月初めに咲いていた桜は散っている頃なので、違う桜を観賞することが目的です。

本堂近くの普賢象桜

千本釈迦堂には、京福電車の北野白梅町駅から東に約7分歩くと到着します。

市バスだと、「千本上立売」から西に徒歩約5分です。

山門の前にやってきました。

ソメイヨシノの花がまだ残っていますね。

山門

山門

2017年の京都は、ソメイヨシノの開花が遅かったので、花が散るのも例年よりも遅めです。

でも、さすがに見ごろは過ぎていて葉桜になっているところが多いですね。

本堂の釈迦堂にお参り。

そして、境内の桜の観賞にうつります。

本堂の左前でたくさんの花を咲かせている桜があります。

普賢象桜と本堂

普賢象桜と本堂

この桜は、普賢象桜です。

すでに木の下の方の枝は満開となっていました。

普賢象桜のアップ

普賢象桜のアップ

でも、木の上の方の枝は、まだつぼみも残っており、全体的には満開の一歩手前といった感じです。

次に本堂の右の方に向かいます。

こちらにも、遅咲きの桜が植えられています。

本堂脇の桜

本堂脇の桜

枝にびっしりと花を咲かせているので、とても華やかです。

若干散り始めており、そろそろ見ごろを終えようとしていました。

上の桜の近くには、布袋さまがいらっしゃいます。

布袋尊

布袋尊

満面の笑みで参拝者を迎えてくれています。

この笑顔を見ているだけで、心が和みますね。

阿亀像と八重桜

境内の東側には、阿亀像があります。

その阿亀像の近くに植えられている八重桜も見ごろを迎えていました。

阿亀像と八重桜

阿亀像と八重桜

濃い紅色の花を密集するように咲かせているので、関山だと思われます。

八重桜を近くで観賞。

八重桜のアップ

八重桜のアップ

遠くから見ると、紅色が濃く感じますが、花弁1枚1枚は薄い紅色です。

一体何枚あるのかわかりませんが、たくさんの花弁が重なると濃い紅色に見えるんですね。

八重桜の近くでは、緑色の花を咲かせる御衣黄(ぎょいこう)もあります。

御衣黄

御衣黄

御衣黄は、まだ見ごろには少し早い感じでした。

でも、咲き始めではなく5分咲き程度まで開花が進んでいましたよ。

千本釈迦堂の御衣黄は、八重桜の近くに1本、山門から境内に入ってすぐの場所に2本植えられていました。

緑色と言えば、カエデの新緑も美しかったですよ。

新緑

新緑

私が千本釈迦堂に参拝した日は、境内にそれほど人が多くありませんでした。

なので、割と静かに桜を見ることができましたよ。

なお、千本釈迦堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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