大報恩寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
大報恩寺(千本釈迦堂)
由緒
大報恩寺(千本釈迦堂)は、承久3年(1221年)に義空が藤原光隆の従者である岸高からこの地を寄進され、一仏十弟子像を祀る小堂を建立したのが始まり。山号は瑞応山。宗派は真言宗智山派。
本堂は、安貞元年(1227年)に完成したものである。
嘉禎元年(1235年)に倶舎、天台、真言三宗弘通(ぐずう)の道場として隆盛したが、応仁の乱(1467年)で諸堂が焼失する。しかし、本堂は無事であった。
ご利益
夫婦円満、開運招福
おかめ塚
本堂の建立にあたり長井飛騨守高次が4本の柱に使う木材のうち1本を短く切りすぎた。そこで、妻の阿亀が他の3本の木材も短く切り、組物を4本の柱につないで、本来の長さにすればいいと助言する。そして、高次は、阿亀の助言に従い、見事に本堂を完成させた。しかし、阿亀は、夫が妻の助言に従ったということが世間に知れると高次の評判が下がると考え、上棟式の前に自害した。高次は、上棟式で御幣の先におかめの面を飾って冥福を祈ったとされる。
北野経王堂願成就寺
明徳の乱(1391年)で室町幕府に背いた山名氏清の過去の功労を考慮して、乱で倒れたその一族や家臣、味方の兵を供養するために建立された寺院。現在のお堂は、北野経王堂願成就寺を縮小して復元したものである。
稲荷社
商業繁栄、金運招来のご利益がある。
七福神布袋尊
七福神の布袋尊(ほていそん)。商売繁盛、家運隆盛のご利益がある。
大報恩寺(千本釈迦堂)の所在地
〒602-8319
京都市上京区七本松通今出川上ル溝前町1305(地図)
大報恩寺(千本釈迦堂)への行き方
京福北野白梅町駅から徒歩約15分
市バス「千本上立売」から徒歩約5分
※霊宝館は、拝観料500円が必要。
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