3月29日に京都市東山区の祇園白川に行ってきました。
祇園白川は、京都らしい町並みが残っており、観光で京都にお越しの方にとても人気があります。
特に春の桜の時期は、多くの人が祇園の町並みと一緒に桜を愛でようと訪れますね。
祇園白川にはソメイヨシノも植えられていますが、それよりも早くに咲く枝垂れ桜も多く植えられており、例年、3月末に5分咲き程度まで咲き進みます。
咲き始めの枝垂れ桜
祇園白川の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅を出て、川端通を北に100メートルほど歩き祇園白川の入り口にやってきました。
この辺りには、たくさんのソメイヨシノが植えられているのですが、まだ1輪も花は咲いていませんでした。
毎年、今頃からソメイヨシノが花を咲かせるんですけどね。
枝先を見ると、まだつぼみの状態でした。
それでも、つぼみが膨らんできて、先の方が赤くなっていますから、早ければ3月30日に花を咲かせそうです。
祇園白川の石畳を東に向かって歩きます。
枝垂れ柳と祇園の建物、そして、着物で歩く観光客の姿が、とても京都らしいです。
白川のほとりの梅は、終わりが近づいています。
枝先に残っている花は、ソメイヨシノの開花とともに散りそうですね。
白川沿いに植えられている枝垂れ桜が咲き始めていました。
まだ、咲いて間もない模様。
例年よりも1週間ほど開花が遅れている感じです。
こちらの枝垂れ桜の枝先は、赤く膨らんだつぼみばかり。
ちょっとだけ花が咲いていますが、まだまだ、お花見できる状態ではありませんね。
こちらの桜は、全然咲いていません。
祇園をこよなく愛した吉井勇の句が刻まれた「かにかくに碑」の近くの枝垂れ桜も、ほとんどつぼみです。
枝先は赤くなってきてるので、あと数日経てば、それなりに華やかな姿になっていると思います。
白川の流れと枝垂れ桜。
桜を見に祇園白川に訪れた方は、残念だったでしょうね。
でも、この辺りは、いつ来ても京都の風情を感じられますから、少しは楽しんでいただけたとは思うのですが。
3月29日の状況から予想すると、祇園白川の枝垂れ桜が見ごろを迎えるのは4月3日頃になりそうです。
ソメイヨシノの見ごろは、もっと遅く、4月6日以降になると思います。
2017年のお花見は、あせる必要がなさそうですね。