2月中旬。
京都市伏見区の乃木神社に参拝してきました。
乃木神社は、日露戦争で活躍した乃木希典(のぎまれすけ)とその妻の静子を祀っています。
なので、創建は近代と、京都では比較的新しい神社であります。
さて、今回、乃木神社に参拝したのは、境内に植えられている梅を見るためです。
本殿と山城ゑびす神社に参拝
乃木神社はJR桃山駅から東に10分ほど歩いた辺りに建っています。
近鉄電車の桃山御陵前駅と京阪電車の伏見桃山駅からだと徒歩約15分です。
入り口の神門の前に到着。
神門をくぐって境内に入ります。
そして、参道を進み本殿の前へ。
勝運のご利益を授かれるようにお参りしましょう。
本殿の脇にある小さな祠は、「勝ちま栗」の祠です。
祠には、「全てに勝ちま栗」と刻まれています。
祠の隣には病気平癒、元気回復、勝運縁起の水として信仰されている勝水が湧き出ています。
勝ちま栗の祠は、勝水が湧き出した日に参拝されていた方が何かの縁と、勝栗像の寄進を申し出て建立されたそうです。
勝栗は、武士が戦に出る時に食べたもので、乃木希典も大好物だったとか。
本殿の隣には朱色が鮮やかな山城ゑびす神社があります。
社殿の前には、狛犬ではなく「幸せに成り鯛」がいます。
鯛を撫でて幸福を祈願するようです。
また、ゑびす神社の名からもわかるように当社は商売繁盛のご利益も授けてくれます。
鯛を撫でて幸福と商売繁盛を祈願しておきましたよ。
5分咲きの紅梅
本殿と山城ゑびす神社へのお参りを済ませたので境内を散策します。
乃木神社に参拝する人は少なく、また山に囲まれているため、境内はとても静かです。
町中の有名な神社の賑やかさも良いですが、乃木神社のように自然の中にある静かな神社も心が穏やかになって良いものです。
心身のリフレッシュのためにも、定期的に参拝したいですね。
乃木希典が少年時代を過ごした山口県の長府の旧邸を復元した建物の近くの紅梅は5分咲き程度まで開花が進んでいました。
もう少し梅の花がたくさん咲いているかと思ったのですが、ちょっと早かったようですね。
枝には、まだまだたくさんのつぼみがあったので、紅梅はこれからもっと華やかになりそうです。
他にも梅の木がないかと探したのですが、この紅梅以外は見当たりませんでした。
梅の花を観賞し終えたので、そろそろ境内から出ましょう。
来るときにくぐった神門の近くには、「勝ちま栗」と書かれたのぼりが風になびいていましたよ。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。