2月15日。
京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に参拝してきました。
御香宮神社の境内には、桃山天満宮もあり、今の時期は梅が花を咲かせます。
今回の参拝の目的は、桃山天満宮の梅を見るためであります。
桃山天満宮の梅は咲き始め
御香宮神社は近鉄電車の桃山御陵前駅から東に2分ほど歩いた辺りに建っています。
京阪電車だと伏見桃山駅から徒歩約3分ですね。
道路の真ん中に建つ朱色の鳥居をくぐり、御香宮神社の入り口に建つ表門前にやってきました。
この表門は、伏見城の遺構と伝えられています。
表門をくぐって境内へ。
参道を少し歩いた右側に桃山天満宮があります。
社名に天満宮が入っているので、祭神は学問の神さまの菅原道真です。
そして、菅原道真を祀る多くの神社では、梅の木が植えられています。
どこに観梅に行くか迷った時には、「天満宮」や「天神」とつく神社に行けば良いでしょう。
それでは本殿にお参り。
頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
桃山天満宮の境内には、梅の木が数本植えられています。
しかし、花を咲かせていたのは本殿脇の紅梅だけでした。
その紅梅も、まだ咲き始めて間もないようで、2分咲き程度でした。
もうちょっと梅の花が咲いていると思ったのですが、お参りに来るのが早かったようです。
末社近くの梅は、まだつぼみ。
本殿の右前の枝垂れ梅も、つぼみですね。
2月15日の梅の状況から予測すると、見ごろを迎えるのは2月25日以降になりそうです。
境内に置かれたたくさんの大きな石は、伏見城で使われていた石です。
牛にもしっかりとあいさつをしておきましょう。
この牛は角がないようですけど、折れたのでしょうか。
御香宮神社の白梅
桃山天満宮に参拝した後は、参道をまっすぐに進んで御香宮神社の本殿に向かいます。
本殿の前には割拝殿があります。
この割拝殿の装飾も見事ですから、御香宮神社に参拝した時はしっかりと見ておきたいですね。
御香宮神社の本殿には、神宮皇后が祀られており、安産や子育てのご利益を授けてくれます。
それでは、本殿にお参り。
その後は、本殿の周りを散策です。
本殿の裏に来ると、白梅が見ごろになっていました。
これまで御香宮神社には何度も参拝しているのですが、桃山天満宮以外の場所に梅が植えられていることに気付きませんでした。
白梅に近づくと、真っ白な八重咲きの花がたくさん。
白梅は、あまり背が高くありません。
背が高く育つと、とても華やかになりそうですね。
白梅と本殿の後ろ側。
私が御香宮神社にいる間、参拝者が数人いましたが、この白梅には気付いていないようでしたよ。
隣の紅梅はまだ咲き始めで、見ごろを迎えるのは2月25日以降になりそうです。