9月上旬。
京都市上京区の晴明神社に参拝してきました。
晴明神社は、平安時代の陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明を祀る神社です。
晴明神社の神紋は星形をしており、桔梗印もしくは五芒星と呼ばれています。
その桔梗印から想像できるように夏から初秋にかけて境内では、たくさんのキキョウの花を見ることができます。
終わりが近づくキキョウ
晴明神社の最寄り駅は、地下鉄今出川駅ですが、駅からだと西に15分ほど歩かなければなりません。
市バスだと「一条戻り橋」で下車して徒歩1分なので、晴明神社に参拝するなら市バスの方が便利です。
一の鳥居の前にやってきました。
鳥居の扁額には、星形の五芒星が描かれています。
一の鳥居をくぐると、1995年まで実際に使用されていた一條戻橋が近くにあります。
せっかくなので橋を渡りましょう。
二の鳥居までやってきました。
キキョウは、この二の鳥居の近くにたくさん植えられています。
五芒星が描かれた提灯の下で咲くキキョウ。
鳥居の足元にも、多くのキキョウが咲いています。
参拝する時期が若干遅かったせいか、桔梗の花は少な目でした。
こちらは、白色のキキョウ。
よく見ると、花弁が6枚ありますね。
一般的にキキョウの花びらは5枚なのですが、4枚や6枚の花弁を付けるキキョウもあります。
花弁が4枚のキキョウは見かけることが多いですが、花弁が6枚のキキョウはあまり見たことがないです。
境内に入ります。
奥には、安倍晴明を祀る本殿。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
魔除け、厄除け、火除け、方除けなどのご利益に加えて病気平癒のご利益も授けてくれます。
平穏無事に過ごせるように祈願しておきましょう。
境内の北側に植えられているキキョウは、お疲れ気味でした。
そろそろ終わりに近づいているようですね。
そうそう、本殿にお参りしたら、その手前にある厄除桃にも触れておきましょう。
桃は昔から魔除けや厄除けのご利益があると信仰されています。
夏は桃が熱くなっているので、近くに置かれた桶に入っている水をかけてから触るようにしましょう。
しかし、水をかけても熱いです。
焼け石に水とはよく言ったものですね。
焼肉ができそうでしたよ。
地面には北斗七星。
その先にあるのは、名水が湧き出る晴明井。
手水鉢が五芒星の形をしています。
境内どこを見ても、陰陽師色が強い神社であります。
本殿のお参りとキキョウの観賞を終えたので、そろそろ晴明神社から出ることに。
一の鳥居と二の鳥居の間に太陽をかたどった丸い物体を発見。
太陽の隣には三日月もありました。
以前からあったかなと思って、過去に参拝した時の写真を見たら、その時にはありませんでした。
いつ設置されたのか日付を確認するのを忘れましたが、それほど年月は過ぎていないはずです。
他に二の鳥居付近のキキョウも以前はなかったですね。
晴明神社は、ちょっとずつ姿を変えていってるようであります。
なお、晴明神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。