8月下旬。
そろそろ夏も終わりに近づいてきた頃に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に参拝してきました。
智積院には、年に何度かお参りしています。
夏は、参道わきでたくさんのキキョウの花が咲くので、今回の参拝はそのキキョウの花を見ることが目的であります。
終わりかけのキキョウ
京阪電車の七条駅から東に7分ほど歩いて智積院の入り口にやってきました。
8月も下旬になったのに気温は35度を超える猛暑日。
空は爽やかなのですが、非常に暑い日でした。
参道を歩きながらキキョウを観賞しようと思ったのですが、もう、ほとんどのキキョウが終わりに近づいていて、花を楽しめる状態ではありませんでした。
咲いている花もあることはあるのですが、暑さに負けて元気がない感じです。
特に日差しのきついところに植えられているキキョウは乾燥が目立ちますね。
2016年の夏はとても暑かったので、キキョウも見ごろを過ぎるのが早かったのかもしれません。
暑さで疲れるのは、人も植物も同じなんですね。
緑が目立つ境内
参道をまっすぐに進むと、大きな建物の金堂が建っています。
誰でも中に入ってお参りできますから、しっかりと本尊の大日如来さまを拝んできましょう。
夏の日差しの強い日にお参りをしたので、きっと大日如来さまのご利益を授かれたはずです。
庭園の拝観受付付近です。
この辺りも夏らしい景色であります。
智積院の境内には、たくさんのカエデが植えられています。
なので、秋になると見事な紅葉を観賞できます。
8月下旬だと青葉だらけですが、中には赤く色づき始めている葉もありましたよ。
カエデの青葉の下は、少しひんやりとしています。
木陰でじっとしていると、汗もひいてきますね。
鐘楼の周囲には、たくさんの苔が敷きつめられています。
カエデの木陰のおかげなのか、苔はみずみずしさを保っていました。
猛暑日が続いているので、苔も元気がなくなっているんじゃないかと思ったのですが、そのようなことはありませんでしたよ。
苔を間近で見るとこんな感じです。
星形をしてますね。
スナゴケでしょうか。
近くで見ると、みずみずしさが伝わってきますね。
金堂への参拝も終えたので、そろそろ智積院から出ることにしましょう。
智積院境内の上には、真っ白な雲が浮かぶ夏空が広がっていましたよ。
きれいなキキョウの花は見れませんでしたが、爽やかな夏の風景を見れたので、良いお参りができました。
なお、智積院詳細については以下のページを参考にしみてください。