8月1日から始まった京の七夕。
毎年、旧暦の七夕に合わせて行われる京の七夕も、夏の定番行事として多くの人に認識されるようになってきました。
2016年には、これまでよりも多くの会場で京の七夕が行われ、8月11日からは、京都市左京区の岡崎公園でも「岡崎プロムナード 星の饗宴」と題した京の七夕のイベントが始まりました。
その岡崎会場の京の七夕を12日に見に行ってきました。
広い岡崎公園を彩る行灯
岡崎公園は、平安神宮の近くにあるとても広い公園です。
イベントを実施するには、ちょうど良い場所ですね。
最寄駅は、地下鉄東山駅です。
駅からは、北に5分ほど歩くと岡崎公園に到着します。
午後7時となり、岡崎会場に設置された行灯が灯り始めました。
岡崎会場は、光、音、食を中心とした様々な展示やイベントを楽しめるようになっています。
七夕の行事ですから、もちろん七夕飾りも設置され、金色にライトアップされていましたよ。
岡崎公園の広い場所ではライブも行われています。
ライブ会場には、テーブルとイスも用意されています。
食べ物や飲み物を販売しているお店も出ていたので、ここに来れば、音楽を楽しみながらお食事できます。
それにしても、焼いた鮎の香りが何ともおいしそうです。
徐々に空が暗くなり、行灯の光が明るく感じられるようになってきました。
こちらは、平安神宮の應天門。
夕暮れ時の應天門を見ていると、どこからともなく魔物がやってきそうな雰囲気があります。
そして、陰陽師が退治してくれそうな感じです。
應天門から大鳥居に向かって一直線にのびる行燈の光。
頭上からは、半月が岡崎会場を照らしてくれています。
大鳥居のライトアップ
岡崎会場の周辺でも、京の七夕にあわせたイベントが行われていました。
こちらは、ロームシアター京都の中にある蔦谷書店。
カフェが併設されているので、時間をかけて書籍を選べますよ。
ロームシアター京都の正面の「みやこめっせ」では、20周年のライブが行われていました。
二胡の演奏中で、その音色が何とも涼しげでしたよ。
真夏の夜にピッタリのライブであります。
午後7時30分頃になると、空がかなり暗くなってきました。
そして、暗くなればなるほど、平安神宮の應天門へと続く参道の行灯が明るく見えます。
最後は、大鳥居のライトアップ。
いつ見ても迫力ある大鳥居ですが、暗闇で光る朱色の姿は、さらに巨大さを増して見えます。
岡崎会場の京の七夕は8月14日までです。
昔ながらの夏祭りといった感じで、心が和みますよ。
京の七夕2016年目次
- 京の七夕北野天満宮境内のライトアップ・2016年
- 京の七夕北野天満宮の御土居のライトアップ・2016年
- 京の七夕岡崎会場・2016年
- 京の七夕鴨川会場・2016年