8月1日から始まった京の七夕。
初日は京都市上京区の北野天満宮だけしかライトアップが行われていませんでしたが、順次、各会場でも様々な催しが始まります。
8月1日に北野天満宮に参拝し、境内のライトアップを見た後、御土居にも行ってきました。
暗闇に様々な光
北野天満宮の御土居は、本殿の西側にあります。
御土居は、豊臣秀吉が京都を城郭のようにするために築いたもので、現在では北野天満宮など一部の場所にしか残っていません。
午後7時過ぎに御土居の入り口にやってきました。
まだ空は明るかったのですが、すでにライトアップが行われていました。
展望台の朱色の欄干もライトアップされています。
遊歩道わきには、たくさんの七夕飾り。
天狗山に向かって歩いて行きましょう。
天狗山は、あまり派手には装飾されていませんでした。
ライトの数も少なく、拝観者もほとんどいませんでしたよ。
天狗山から見た本殿。
それでは、御土居に下りましょう。
紙屋川に架かる鴬橋の近くでは、笹と七夕飾りがライトアップされていました。
願い事が書かれたたくさんの短冊。
御土居には、カエデの木がたくさん植えられています。
そのため、秋には多くの観光客が紅葉を見に北野天満宮を訪れます。
御土居のライトアップでは、カエデの木に向かって光が当てられています。
ライトアップされたカエデの葉が黄緑色に見えますね。
御土居に設置されている照明は、黄色、赤色、緑色、青色と様々です。
なので、見る場所によってカエデの色が変化します。
こういった演出は、ライトアップならではですね。
空も少しずつ暗くなってきました。
真っ暗になれば、もっと美しいライトアップが見れます。
午後7時30分頃になると空が随分と暗くなり、照明の光がより強く感じます。
赤色、黄色、緑色、青色の全ての光が集中している場所は、幻想的な空間となっていました。
赤色に照らされたカエデの葉はまるで紅葉しているようです。
緑色の光は夏らしいですね。
青色は清涼感があります。
そして、黄色の光はとてもまぶしいです。
北野天満宮の京の七夕は2016年が第1回。
まだ周知されていなかったためか、訪れている人は少な目でした。
おかげで、混雑することなく自分のペースでライトアップを楽しめましたよ。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
京の七夕2016年目次
- 京の七夕北野天満宮境内のライトアップ・2016年
- 京の七夕北野天満宮の御土居のライトアップ・2016年
- 京の七夕岡崎会場・2016年
- 京の七夕鴨川会場・2016年