毎年8月は旧暦の七夕です。
京都では、旧暦の七夕にあわせて「京の七夕」と呼ばれるイベントが行われます。
これまでは、鴨川と堀川の2会場で実施されていたのですが、2016年は新たに5会場が加わり今まで以上に盛り上がりを見せそうです。
2016年の京の七夕は8月1日から21日までで、各会場で開催期間が異なります。
8月1日。
京の七夕初登場の北野紙屋川会場に行ってきました。
七夕飾りが設置された北野天満宮
北野紙屋川会場では、北野天満宮境内がライトアップされます。
北野七夕祭と称され、日没から午後9時まで夜間参拝ができます。
期間は8月1日から14日まで。
北野天満宮は、市バス停「北野天満宮前」で下車してすぐの場所にあります。
JRだと円町駅から北に徒歩約10分ですね。
午後6時頃に北野天満宮の入り口にやってきました。
大きな鳥居の左右に京の七夕ののぼりが立っています。
一の鳥居をくぐって参道を進みます。
参道の両脇には、願い事が書かれた短冊がたくさん吊るされた七夕飾りが等間隔に設置されています。
本殿へと続く三光門前にやってきました。
こちらも左右に七夕飾りが設置されていますね。
三光門前の参道の両脇の末社の近くにも七夕飾りが設置されています。
時刻は午後7時となり、空が少しずつ暗くなってきました。
本殿や七夕飾りにも明かりが灯り、いよいよライトアップの始まりです。
暗闇で光り輝く建物
午後7時30分。
空がちょうど良い感じに暗くなってきました。
ライトアップの灯りが、境内の建物を照らします。
そして、本殿もきれいにライトアップされています。
すでに明るい時間帯にお参りを済ませていますが、ライトアップされた本殿に参拝した方がご利益がありそうな気がしますね。
ちなみに北野天満宮は、学問の神さまの菅原道真を祀っています。
なお、12日から14日までは、「御本殿石の間通り抜け神事」と「御神宝・御装束の展覧」が行われます。
初穂料は1,000円です。
また、同期間には御手洗川(みたらしがわ)足つけ燈明神事も行われ、こちらは初穂料300円です。
ライトアップされた七夕飾りと三光門。
午後8時頃になると、浴衣を着たご婦人方の列が参道を本殿に向かって歩いて行きました。
何か行事があるのでしょうか。
参道も良い感じでライトアップされています。
そして、一の鳥居の外に戻ってきました。
鳥居の手前に設置されたポール型の灯りもきれいでしたよ。
これは、京福電車の嵐山駅にある友禅のポール型の灯りと同じものなのでしょうか。
なお、北野天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
京の七夕2016年目次
- 京の七夕北野天満宮境内のライトアップ・2016年
- 京の七夕北野天満宮の御土居のライトアップ・2016年
- 京の七夕岡崎会場・2016年
- 京の七夕鴨川会場・2016年