3月28日に京都市東山区の祇園白川に桜を見に行ってきました。
祇園は、昔ながらの京都らしい町並みが残る地域で、国内はもちろんのこと海外からお越しの方にも大変人気があります。
特に春は観光客の方が多くなり、枝垂れ桜やソメイヨシノを見ようと訪れる人々で混雑することがあります。
枝垂れ桜が見ごろ
祇園白川の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅から北東に3分ほど歩くと、祇園を流れる白川の辺りに到着します。
まだ4月に入っていないのですが、お花見に訪れている方が多いですね。
旅行で訪れたと思われる方たちが、枝垂れ桜の前で記念撮影をしています。
祇園では、3月下旬に枝垂れ桜が開花し、4月に入る前に見ごろを迎えます。
私が訪れた時には、7分咲きから8分咲きまで開花が進んでいましたから、見ごろに入ったと言って良いでしょう。
祇園に桜を見に来ている人は、旅行者や観光客だけではありません。
仕事の合間にふらっと立ち寄る方も多く、携帯電話できれいに咲いた枝垂れ桜を写して、また仕事に戻っていきます。
祇園をこよなく愛した歌人の吉井勇の歌が刻まれた「かにかくに碑」と枝垂れ桜です。
枝垂れ桜と碑石の位置が絶妙ですね。
桜の枝が、碑石にかかるかどうかといった長さです。
白川の流れと一緒に見る枝垂れ桜も風情を感じさせます。
春でも初夏のような陽気になる日がありますが、そういった日に白川と桜を一緒に眺めていると涼しく感じますね。
白川沿いには、たくさんのお店が並んでいます。
どのお店も古風な建物なので、昔ながらの京都を感じることができます。
そういった建物と一緒に枝垂れ桜を眺めるのもおすすめです。
祇園のソメイヨシノは、開花して間もないようです。
まだ、2分咲きから3分咲きといった感じです。
でも、この日はにわか雨が降ったので、散っているソメイヨシノもありました。
とは言え、それほど多くの花が散っていたわけではありませんから、開花が進めば華やかな景色になるはずです。
祇園四条駅近くの鴨川沿いの桜も開花が進んでいましたよ。
この辺りは、遅咲きの枝垂れ桜が多く植えられているので、まだ開花していない桜の方が多かったです。
3月28日の状況から予想すると、祇園白川の枝垂れ桜は4月初旬まで見ごろが続くでしょう。
また、ソメイヨシノは、4月2日頃に満開になるのではないでしょうか。
知恩院や円山公園など東山の桜を見に行く予定がある方は、祇園白川にも立ち寄ってください。