3月20日。
京都府八幡市の背割堤(せわりてい)に行ってきました。
背割堤は、毎年4月になると1km以上に渡ってソメイヨシノの並木が桜色に染まり、多くのお花見客で賑わいます。
まだ、ソメイヨシノの開花には早いのですが、今の時期は桃が咲くので、それを見るために背割堤を訪れました。
晴れた空に映える桃の花
背割堤には、京阪電車の八幡市駅から北に10分ほど歩くと到着します。
木津川、宇治川、桂川が合流して淀川になるのが八幡市で、背割堤はその三川合流地点にある堤防です。
桜並木が見えますが、当然、花は咲いていません。
背割堤の入り口に到着。
入り口付近の桃が見ごろを迎えています。
この桃の木は割と背が高く、木の上の方に多くの花を咲かせています。
堤防を下り遊歩道にやってきました。
予想通り、桃の木にはたくさんの花が咲いています。
ちなみに奥に見える橋は木津川に架かる御幸橋です。
正に満開の桃の花。
下から上までピンク色の花で埋め尽くされています。
2010年にこの桃の木を撮影した写真を下の記事に掲載しているのですが、当時と比較するとかなり背が高くなっていますね。
花の数も以前より多くなっているように思います。
このままグングン生長してソメイヨシノのように大きな木になるのでしょうか。
堤防の下にはもう1本桃の木があり、こちらも満開です。
先ほどの桃の木よりも背が高く、上の方がこんもりとしているので、ボリューム感があります。
青空の下で見る満開の桃の木。
爽やかな光景であります。
さすがに桜の開花前なので、背割堤に訪れている人は少なかったですが、この桃の木の周りは写真撮影をする人が数人いましたよ。
桃の花のアップ。
八重咲きの花なので、枝が窮屈そうです。
男山を背景に見る桃の木。
のどかな風景です。
思わず芝生に寝転びたくなります。
しかし、時刻は午後5時に近づいているので、そろそろ背割堤から出ることにしましょう。
御幸橋から眺める2本の桃の木。
春と聞くと桜を連想しますが、桃も忘れてはいけません。
京都には桃の名所が少ないので、今後、桜を植えようと考えているお寺や神社には、桃の木を植えてほしいですね。
背割堤の桃はもうしばらく見ごろを保っているでしょう。
例年だと、ソメイヨシノが咲くころまで桃の花は残っていますから、桜を見に背割堤に訪れた時は桃の花も見てください。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。