毎年2月2日から4日までの3日間、京都市上京区の法輪寺で節分大祭が行われます。
法輪寺と言えば、達磨寺の愛称で親しまれており、節分大祭の時には、境内にたくさんのダルマが出現します。
その様子はまさに達磨寺の名にふさわしい光景ですね。
と言うことで、2月3日に法輪寺に参拝してきました。
縁側に並ぶダルマたち
法輪寺の最寄り駅は、JRの円町駅です。
駅からは、北東に5分ほど歩けば法輪寺の入り口に到着します。
たくさんの参拝者の方々が境内に入っていきます。
普段は、あまり参拝者がいないのですが、さすがに節分大祭だけあって境内は人だらけです。
山門の前には、お札を貼られた大きなダルマが数体立っています。
そのうち全身がお札だらけになりそうです。
境内は参拝者でごった返していたので、とりあえず参道をまっすぐに進み本堂に向かいます。
その途中に鐘楼がありました。
一打して志納した浄財は、福祉やアジアの恵まれない方々に寄付されるそうです。
本堂の近くにはお茶席も用意されているので、休憩をかねて一服していくのも良いでしょう。
本堂に上がると、正面に苔と石でできた庭園が広がっていました。
通常、庭園を見るためには拝観料が必要となるのですが、節分大祭の時は誰でも自由に本堂に上がって庭園を鑑賞できます。
本堂内には、体を横たえた涅槃仏が祀られていました。
参拝者の方が、仏さまの体を撫でていたので、私も同じように撫でさせていただきました。
また、今年は弁財天も50年に一度の御開帳ということだったのですが、拝み忘れてしまいました。
本堂の縁側には、たくさんのダルマが整列しています。
達磨の大きさは均一ではありません。
大きなダルマ、小さなダルマ、ダルマにもいろいろと種類があるものですね。
こちらは髭面のダルマたち。
迫力のあるダルマたちですね。
今にも前に進んできそうです。
縁側には屏風も立っており、そこには達磨大師がたくさん描かれていましたよ。
それにしてもダルマだらけの光景は圧巻と言いましょうか、何とも不思議な感じがします。
本堂の屋根にもダルマがいました。
どこまでもダルマ尽くしのお寺であります。
無病息災のハト茶の接待があったので、お堂の中で休憩しながらいただくことに。
このハト茶を一口飲むと、口の中に甘さが広がりました。
お寺の方の話だと、ハト麦茶に砂糖を入れているそうです。
これで無病息災、京都の厳しい冬を乗り越えれそうです。
参道の脇にも達磨大師さまがいらっしゃいました。
どこを見てもダルマだらけのお寺であります。
寒い日でしたが、参拝者で賑わう境内にいると、体が温まってきましたよ。
なお、法輪寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。