8月中旬。
ハスの花を見るために京都市下京区の東本願寺に行ってきました。
東本願寺は京都駅から北に5分ほど歩いた辺りにある浄土真宗のお寺で、夏になると塀の周りに設けられた濠にたくさんのハスの花が咲きます。
他にも濠にはスイレンも咲き、夏らしい景色を見せてくれます。
見ごろを保つハスの花
ハスの花の見ごろ時期は7月ですが、東本願寺のハスの花は8月中旬でも見ごろを保っていました。
東本願寺のハスは、南側の濠にあります。
たくさんのハスで濠が埋め尽くされています。
きれいに開いたハスの花。
東本願寺のハスは、淀姫と呼ばれる品種です。
薄い紅色がきれいです。
真っ白なハスの花も良いですが、このように薄く色が入っているハスの花の方が可憐な印象を受けますね。
まだ閉じているハスの花。
そろそろ開きそうな感じですが、どうなんでしょうか。
東本願寺の南の濠は、七条通の1本北側の道路沿いにあります。
七条通は、非常に車の交通量が多いのですが、東本願寺の南側の道路はあまり広くないため、車の通りがほとんどありません。
なので、道路からでも安心してハスの花を観賞できます。
でも、まったく車が走っていないわけではないので、道路の真ん中で写真撮影するのはやめましょう。
私が東本願寺を訪れたのは午前11時頃でした。
グングンと気温は上昇していきますが、ハスの花は萎れずに元気な姿を保っていましたよ。
ハスと言えば、大きなは緑色の葉も特徴的です。
雨の日には傘の代わりになりそうなほど大きな葉ですね。
カエルなら十分に雨宿りできそうです。
東本願寺のハスは、すでに終わっている花もありましたが、まだまだ咲いている花はたくさんありましたよ。
お盆まではきれいなハスの花を楽しめそうですね。
南の濠には、薄桃色の花も咲いていました。
これはフヨウでしょうか。
毎年、この時期に東本願寺で咲いています。
ハスの花を見に行った時には、この花も一緒に見ておきましょう。
京都駅の辺りは、車の通りが多く、観光や旅行で訪れた人もたくさんいるので夏はとても暑いのですが、東本願寺のハスを見ていると、気持ちは少し涼しくなります。
でも、干からびたようなハスの花を見ると逆に暑さが増してくるんですけどね。
そんな時は、東本願寺の休憩室に入って涼むのがおすすめです。
京都駅に続く地下道も涼しいですね。