毎年7月の土用入後初の日曜日又は祝日に京都市伏見区の伏見稲荷大社で、本宮祭(もとみやさい)が催されます。
本宮祭は、稲荷大神の分霊を祀る全国の崇敬者が総本宮に参拝し、日々のご神恩に感謝する大祭です。
前日には宵宮祭も行われ、本宮祭と合わせて2日間は、伏見稲荷大社は、国内外からの観光客や旅行者で大賑わいとなります。
と言うことで、7月20日の本宮祭の日に伏見稲荷大社に参拝してきました。
澄み切った青空の下で大賑わい
伏見稲荷大社の最寄り駅はJR稲荷駅です。
駅を出てすぐの場所に伏見稲荷大社の第一鳥居があるので、迷うことはないでしょう。
また、京阪電車だと伏見稲荷駅が最寄り駅となります。
どちらかと言うと、伏見稲荷駅から伏見稲荷大社に向かう方が、沿道のお店の活気を感じることができるので、旅行気分を盛り上げることができますね。
第一鳥居に到着すると、青色ののぼりがたくさん立っていました。
こののぼりは、トリップアドバイザーの2015年の外国人に人気の観光スポット1位に伏見稲荷大社が選ばれたことを祝うものです。
2014年に続き2年連続での1位獲得です。
ちなみに2013年は2位でした。
澄み渡った青空の下、参道を歩くのは気分が良いものです。
まさに夏の空といった感じで、写真はとても爽やかなのですが、非常に暑い日でした。
参道の両脇には、たくさんの献納提灯が並んでいます。
本宮祭は午後10時まで行われるので、夜になると、これらの提灯に灯りがつきます。
青空の下で見る楼門は、朱色がより鮮やかに見えます。
さすが外国人が選んだ国内の人気観光スポット1位ということもあって、参道も境内も外国人旅行者の姿をよく見かけましたよ。
近年では、中国や台湾から京都にお越しの方が多く、見た目は日本人と変わらないので、外国人旅行者が増えたと言っても、あまり実感がわきません。
でも、伏見稲荷大社は、アジアからだけではなく欧米からお越しの方もよく目にするので、国際色が非常に豊かです。
外拝殿には、日本画家などが奉納した行灯画(あんどんが)が展示されています。
展示されている数は400点以上。
さすが画家が描いたものだけあって、どの行灯画も芸術作品であります。
それでは本殿にお参りです。
海外からお越しの方は、商売がうまくいっているから京都に旅行に来ているのでしょう。
彼らは、商売繁盛のお礼参りに来ているのでしょうか。
伏見稲荷大社と言えば、たくさんの鳥居が有名です。
奉納する絵馬も鳥居の形をしていますね。
境内にも献納提灯があります。
伏見稲荷大社に参拝に来たら、千本鳥居の中も歩いておきたいですね。
千本鳥居の中は、外国人観光客ばかりでした。
彼らのお目当ては、きっと千本鳥居なんでしょうね。
商売繁盛のお礼参りで伏見稲荷大社に訪れたのではなさそうです。
でも、多くの方が本殿にお参りをしていたので、さらなる商売繁盛につながることでしょう。
なお、伏見稲荷大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。