毎年6月30日に京都各地の神社で催される夏越(なごし)の祓。
この日は、年明けからの半年間に体についた穢れを祓う日で、神社には大きな茅(ち)の輪が設置されます。
茅の輪は、神社によって設置される時期が異なっており、早いところだと6月上旬に設置が完了していますね。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)では、6月24日から30日まで茅輪神事が行われており、境内には大きな茅の輪が設置されていました。
6月30日は大祓
下御霊神社は、京阪電車の神宮丸太町駅から西に徒歩約5分の場所に建っています。
地下鉄だと最寄駅は丸太町駅になりますね。
鳥居の前に到着。
鳥居越しに大茅の輪が設置されているのが見えますね。
鳥居脇には、茅輪神事の案内が出ていました。
6月30日は大祓とのこと。
それでは境内の中央にある茅の輪をくぐります。
茅の輪をくぐるときは、左に抜けて、右に抜けて、左に抜けます。
8の字を描くように3回くぐるのが作法です。
そして、茅の輪をくぐった後は本殿にお参りをします。
これで、半年間の穢れを祓い清めることができたはずです。
本殿にお参りを済ませた後は、境内の散策。
境内の南側にテントが設置されており、その中に還幸祭の写真が展示されていました。
来年からは、写真を募集してコンテストを行う予定だとか。
鳥居の近くには紫色のアジサイが咲いていました。
そろそろアジサイも終わりに近づいてきました。
乾燥したアジサイが目立ちますが、中には、まだみずみずしいアジサイもありましたよ。
社務所付近のガクアジサイも、見ごろを過ぎていました。
日陰で咲いている花以外は、干からびたようになっていましたが、日陰のアジサイは花がきれいな状態を保っていましたよ。。
青色の西洋アジサイは、多くの花がみずみずしい状態を保っていました。
建物や他の木の影になっているので、花が元気なようです。
夏越の祓が終わると、京都も梅雨明けが近づきます。
祇園祭の前祭までに梅雨が明けるのか、その後に明けるのかわかりませんが、少しずつ本格的な夏に向かっています。
夏の暑い日は、下御霊神社の名水を汲んで飲むと良いでしょう。
口当たりの柔らかい美味しい水なので、アイスコーヒーにして飲むのもおすすめですね。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。