4月上旬。
京都府八幡市の桜の名所である背割堤(せわりてい)に行ってきました。
背割堤は、木津川の堤防で、遊歩道には1km以上に渡ってソメイヨシノが植えられています。
春になると、薄紅色の桜のトンネルができあがり、その中を歩こうと各地から多くの観光客の方が訪れます。
半分程度花を散らした桜のトンネル
背割堤は、京阪電車の八幡市駅から北に10分ほど歩いた辺りです。
4月上旬とは言え、私が訪れた日はすでにソメイヨシノの見ごろが過ぎていたので、駅前にはあまり人がいませんでした。
時刻が午後5時ころだったことも人が少なかった理由でしょうね。
木津川に架かる御幸橋の近くまでやってきました。
何やら工事をしていますね。
見た感じだと、木津川に新たな橋を架けているように見えます。
おそらく、1年後には完成しているでしょうから、その時には何を工事していたのかわかりそうです。
御幸橋から見た背割堤。
夕日を浴びた桜に情緒を感じます。
遠目でも、桜の花が半分ほど散っているのがわかりるので、やはり、見ごろは過ぎているようです。
本当なら、もう少し早い時期に背割堤を訪れたかったのですが、2015年は4月初旬によく雨が降ったので、なかなかお花見に出かけることができなかったんですよね。
それで、背割堤に訪れたのが、桜の見ごろすぎだったのです。
やはり、全体的に花の数が少なくてボリュームがないですね。
それでも、西日を浴びている桜を逆光で見ると、まだまだ多くの花が残っているように見えましたよ。
散りゆく桜は逆光で眺めるのが良いかもしれません。
芝生の途中まで日が射し、斜面から影になっている風景も味があります。
夕方に訪れたから、こういった景色が見れたのでしょう。
花を半分ほど散らした桜にも情緒を感じます。
少し離れて遊歩道から桜並木を眺めると、まだまだ桜のトンネルは満開のように見えます。
でも、芝生の斜面には、この通り多くの桜の花びらが散っていました。
このような景色を見ると、お花見シーズンも終わりを迎えたのだなと実感します。
桜のトンネルの中に入ると、花がほとんど散っているのがわかります。
あまりに悲しい景色だったので、桜のトンネルの中は歩かないようにしました。
堤防の北側の桜は、来るときに見た南側の桜よりも散るのが早かったようで、ほとんど花が残っていませんでした。
桜の花は、日当たりの悪い北側から散っていくのでしょうか。
青葉もほとんどなかったので、まるで晩秋の桜の木のようでしたよ。