京都府八幡市にある善法律寺は、紅葉の名所として知られているお寺です。
なので、小さなお寺ではあるのですが、秋になると、地元の方を中心に紅葉狩りに訪れる方をよく見かけますね。
紅葉の名所というだけあって、梅雨の時期の善法律寺は、青モミジがとてもきれいです。
参拝者がほとんどいない時期なので、心静かに青モミジを観賞しようと、6月下旬に善法律寺を訪れました。
緑に包まれた境内
善法律寺は、京阪電車の八幡市駅から南に15分ほど歩いたあたりに建っています。
入口に到着すると、山門の前のカエデが、きれいな緑色になっていました。
外から山門の奥を覗くと、そこは青モミジに包まれて、緑色の空間となっていました。
1本だけ赤いモミジが植えられているのが、趣がありますね。
参道の青モミジも美しいです。
梅雨の時期は、どことなく葉がみずみずしく感じますね。
本堂も青モミジに囲まれています。
青モミジが日差しを遮ってくれているためか、本堂の辺りはひんやりとしています。
少し汗をかいていたので、このひんやり感が何とも心地よいですね。
善法律寺の本堂には、八幡大菩薩が祀られています。
本堂の手前には、「厄よけ破魔弓」も置かれていますね。
厄よけ破魔弓は、善法律寺の伝統のお守りとのこと。
自宅の戸口の上に矢の先が東か南に向くように祀ると災厄を防ぐとされています。
なお、厄よけ破魔弓は、本堂の隣の書院で授かることができるそうです。
本堂から見下ろす境内。
日差しを浴びて輝く青モミジと地面の苔が、境内を緑色にしています。
再び参道に戻ります。
池の近くで、青色のアジサイの花がたくさん咲いていました。
アジサイは、この1本だけですが、カエデが多い境内では、青色の花が、とても存在感がありましたよ。
梅雨と言えば、やはりアジサイですね。
善法律寺で、最もカエデが密集している場所が、慰霊碑の近くです。
この辺りは、カエデがギュウギュウ詰めといった感じですね。
秋には、真っ赤なモミジを見せてくれることでしょう。
一通り、境内の青モミジを観賞したところで、善法律寺から出ることに。
最後は、駐車場から男山を眺めました。
ここから眺める男山は、いつ見ても美しいですね。
真っ青な青空が広がっているときは、とてもさわやかな眺めになるのですが、この日は、うっすらとした雲が空を覆っていたので、それほど爽やかな景色ではありませんでした。
なお、善法律寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。