3月24日に早咲きの桜を求めて、京都散策をしました。
この時期は、早咲きの桜がちらほらと咲き始めるのですが、超が付くほど早咲きの桜は終盤に向かっている頃。
訪れたのは、壇王法林寺(だんのうほうりんじ)です。
ここには、桃桜という早咲きの桜が植えられているんですよね。
見頃が過ぎていた桃桜
壇王法林寺は、京阪電車の三条駅から出てすぐの場所に建っています。
駅の北側ですね。
地下鉄だと三条京阪駅が最寄り駅になります。
お寺の入口は南側にあるのですが、桃桜が植えられているのは境内の西側なので、今回は西の門から中に入ることに。
西門をくぐると、桃桜が咲いていました。
と言っても、もう見ごろを過ぎているようで、華やかさがなくなっていました。
近くに寄って見ると、まだ元気な花もありましたが、全体的にはしおれたような感じになっています。
「miikoの一人歩き」さんの下記記事によると、壇王法林寺の桃桜は3月14日に見ごろを迎えていたそうです。
掲載されている写真を見ると、満開ですね。
これくらい華やかな姿を見たかったのですが、時期が遅れてしまいました。
西門と一緒に桃桜を撮影。
終わりかけの桃桜なので、見た目はイマイチ。
背の低い枝垂れ梅も、終わりに近づいていましたよ。
この梅も10日ほど早く訪れていれば、見ごろだったんでしょうね。
徳成橋近くの満開の細井桜
壇王法林寺の次は、岡崎疎水の辺りを散策。
岡崎疎水は、ソメイヨシノがたくさん植えられていますが、まだ開花していません。
でも、徳成橋近くでは、ソメイヨシノのような桜が満開になっていました。
ソメイヨシノのように見えたこの桜は、細井桜というそうです。
細井又五郎氏がシロバナカラミザクラとソメイヨシノを交配して作出した桜だそうです。
1973年に元京都大学教授の廣江美之助博士が、命名したとのこと。
花の色はソメイヨシノに近い感じです。
木はあまり背が高くありません。
でも、まだ桜がほとんど咲いていないこの時期なので、疎水沿いを歩いているとひときわ目立っていましたよ。
この桜を見て、眠気がとれ、完全に目が覚めました。
徳成橋の北東には、桃桜も植えられていました。
こちらは、壇王法林寺と同じく終わりかけですね。
何も期待せずに歩いている時に出会った細井桜。
なんか、少しだけ得した気分になれましたよ。