名水探訪・錦天満宮

京都には、名水を汲める神社がいくつかあります。

その中でも、最も賑わった場所で名水を汲めるのが、錦天満宮です。

錦天満宮は、新京極にある神社です。新京極と言えば、多くの若者や修学旅行生が、ショッピングやお土産を買う商店街として有名ですね。

地下30メートルから湧き出る錦の水

錦天満宮は、阪急電車の河原町駅から北西に7分ほど歩いた辺りに建っています。

四条通から新京極通に入って、北にまっすぐ3分ほど歩くと右手に入口が現れます。

錦天満宮

錦天満宮

相変わらず、いつ来ても、新京極は人で賑わっていますね。

錦天満宮の門の右側には、「霊水泉京の名水錦の水」と書かれています。

霊水泉京の名水錦の水

霊水泉京の名水錦の水

では、境内に入りましょう。

錦の水は、門をくぐった左右の手水鉢から流れ出ています。

左の手水鉢の近くに錦の水の説明書があるので、読んでおきましょう。

右側の手水鉢

右側の手水鉢

錦の水は、30メートル以上の地下から湧き出ている井戸水です。

年中、17度から18度に水温が保たれています。

なので、冬場でも手と口を清めるのに冷たさを感じません。

右側の手水鉢に説明書があることから、ここで水を汲みたくなりますが、水を汲むのは、左側の手水鉢の近くにある水道からです。

左側の手水鉢

左側の手水鉢

龍の口から流れ出る錦の水が、とてもおいしそうに見えます。

龍の口から流れる錦の水

龍の口から流れる錦の水

水道は、手水鉢の後ろにひっそりと設置されています。

目立たないところにあるので、気づかない人が多そうです。

水道

水道

500mlのペットボトルに錦の水を汲みました。

ペットボトルに入れた錦の水

ペットボトルに入れた錦の水

錦の水は、検査の結果、無味、無臭、無菌の良質な湧き水ということなので、安心して飲むことができます。

なお、錦の水を汲ませてもらう前にマナーとして、本殿にお参りをしておきましょう。

錦天満宮は、学問の神様の菅原道真を祀る神社なので、学業成就や合格祈願で参拝するのも良いですね。

そして、錦の水を飲めば、天神さまの知恵を授かることができるかもしれません。

私が、錦天満宮にお参りをしたのは、2月末でした。

この時期は、境内で梅の花が咲くころです。

まだ、咲き始めて間もない梅が多く、見ごろとは言えませんでしたが、ピンク色の一重の紅梅が可愛らしい花を咲かせていましたよ。

紅梅

紅梅

近くに置かれた水盤の花もきれいです。

水盤の花

水盤の花

錦の水は、翌日にコーヒーを淹れて飲みました。

試飲を兼ねてそのまま飲んでみたところ、説明書に書いてあった通り、無味無臭でした。

口当たりも、癖がなく、飲みやすかったですよ。

ただ、硬さもまろやかさもない口当たりなので、特徴がないとも言えます。

こういう水は、夏の暑い日に飲むと良さそうです。

それと、錦の水で淹れたコーヒーは、癖がないためか、コーヒー本来の味が際立っていましたよ。

紅茶や緑茶にも合うのではないでしょうか。

なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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