3月初旬に京都御苑を訪れました。
京都御苑には、敷地内の西側に梅林があり、2月中旬頃から梅が開花し始めます。
見頃は、例年なら3月中旬まで続きます。
2014年は、どこも梅の開花が遅れていますが、さすがに3月に入っているので、京都御苑の梅林は、花を咲かせているはずです。
早咲きの梅が見ごろ間近
京都御苑の梅林に到着。
最初、遠くから梅林を見た時は、梅の花がほとんど見えなかったのですが、梅林の中に入ってみると、早咲きの梅は5分咲き程度まで開花が進んでいました。
梅林の西側に植えられている早咲きの紅梅。
この紅梅は、京都御苑内の梅の中でも、かなり早く開花します。
街灯が目印になっているので、場所もわかりやすいです。
花の色は、やや濃いめ。
見頃まであと少しですね。
同じく梅林の西側に植えられている別の紅梅を観賞。
こちらの紅梅は、遠くから見ると、まだまだ花が少ないですね。
でも、近くに寄って枝先を見ると、ピンク色の花がびっしりと咲いていましたよ。
八重咲きということもあって、このように密集して花が咲いていると、とても窮屈そうに見えます。
梅林の南側の紅梅は見ごろ間近。
この紅梅もピンク色の八重の花を咲かせます。
花弁の数がとても多くて、一体何枚ついているのかわかりません。
隣の白梅も見ごろ間近でしたよ。
こちらは、真っ白な一重の花を咲かせています。
私は、白梅は、八重よりも一重の方が好みです。
花弁がたくさん付いているよりも、少ないほうが可憐に見えるんですよね。
そう見えるのは、純白の花の特権かもしれません。
梅林から少し南に歩いた辺りを流れる出水の小川付近にも、梅の木が植えられています。
こちらの白梅はほぼ見ごろ。
小川と一緒に観賞すると、寒く感じます。
でも、花と川の流れを同時に見るのは、風情があっていいものです。
出水の小川付近の白梅も一重ですね。
この辺りは、比較的、日当たりが良いので、他の梅の木よりも開花が早いのかもしれません。
早咲きの品種なのでしょうが、他の早咲きの梅と比較しても、この白梅は、花がたくさん咲いています。
やはり、植えられている場所と関係があるように思いますね。
京都御苑の梅林は、3月15日頃には見ごろを迎えているでしょう。
その頃には、桃林でも、桃の花が開花し始めているかもしれませんね。