2014年01月14日一覧

金ヶ崎城の籠城戦で自害した尊良親王

延元元年(1336年)10月10日に足利尊氏に後醍醐天皇が降伏しました。 後醍醐天皇に仕えていた新田義貞は、恒良親王(つねながしんのう)と尊良親王(たかながしんのう)とともに北国に向けて旅立ち再起を図ります。 冬の寒さが厳しくなる時期に敦賀の金ヶ崎城を目指して進む新田義貞とその一行。 比叡山を出発した時には7千ほどの軍勢でしたが、途中、寒さに負けて離脱する者、足利軍に降伏するものなど、次々にその数は減っていき、金ヶ崎城に到着した時は、出迎えに来た気比氏治(けひうじはる)を合わせても500ほどしかいませんでした。