京阪電車の終着駅の出町柳駅付近には、小さなお寺がたくさんあります。
どこも、あまり目立たないので、ほとんどの人が素通りするのですが、9月中旬になると、その中のひとつ常林寺の境内で、たくさんの萩の花が咲くことから、つい中に入って萩に見入ってしまう人をちらほらと見かけます。
そんな人たちに混ざって、私も常林寺の萩を見てきましたよ。
青空の下で見る萩
常林寺は、出町柳駅から南に1分ほど歩いた辺りにあります。
境内を囲む塀越しに真っ白な花が、青空を背景にきれいに咲いていました。
なんとも爽やかな景色です。
山門をくぐり境内へ。
目の前にはたくさんの萩。
境内は、ほとんど萩に埋め尽くされています。
毎年、この景色を見ると、秋になりつつあるなと思います。
本堂へと続く参道の左右にできた萩の壁。
赤色や白色の花が無数に咲いています。
まだまだこれからもっと咲きそうな感じです。
私が訪れた時は、半分くらいの花が咲いていたでしょうか。
萩の花はとても小さいので、遠くからだと葉の方が目立って見えます。
なので、近くに寄って観賞した方がいいですね。
本堂の前で咲く白い萩の花が何とも可憐でしたよ。
ついつい見とれてお参りを忘れそうになるくらいです。
それでは本堂にお参り。
白い萩だけでなく赤い萩もきれいです。
赤と白のどちらを好むかは人それぞれでしょうが、私の場合は、その時々によって赤がきれいに思えたり、白がきれいに思えたりしますね。
この日は、どちらかというと白色の萩の方がきれいに感じましたよ。
雲ひとつない晴天だったからですかね。
私が萩を見ている間にも常林寺には、同じ目的を持った方が数人お参りに来ていましたよ。
私の場合は、萩を見たくて常林寺にお参りしたのですが、他の方はどうなんでしょうね。
たまたま通りかかった時に萩がきれいに咲いているのに気づいて立ち寄ったのか、それとも最初から萩を見るためにお参りに来たのかわかりませんが、皆さん、静かに萩を見ていましたよ。
大きなカメラを持っていた人は、萩が目当てだと思われます。
常林寺の境内には他にもススキがありました。
数はそれほど多くはありませんが、ススキを見ていると、秋を感じますね。
これからしばらくの間、京都の色々な場所でススキを目にすることでしょう。
参拝時間は10分程度でしたが、きれいな萩を楽しむことができました。
なお、常林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。