毎年9月中旬になると京都市左京区の平安神宮で、神苑の無料公開が行われます。
普段は有料なので、こういった機会を利用すると、お得ですね。
2013年は9月19日に神苑が無料公開されました。
ということで、平安神宮に参拝してきました。
秋晴れが似合う大鳥居と境内
この日は、雲がほとんどない天気で、頭上には青空が広がっていました。

大鳥居
青空を背景に建つ朱色の大鳥居。
とても爽やかな景色ですね。
平安神宮の境内はとても広く、地面の白砂と青空を見ていると、まるで浜にでも来たような気分になります。

境内
この日に訪れた人の目的はやはり神苑のようで、皆さん、神苑の入口に向かって進んでいます。

神苑入口
でも、平安神宮に来たら、まずは大極殿にお参りをしましょう。
祀られているのは平安京最初の天皇の桓武天皇と平安京最後の天皇の孝明天皇。
京都が観光都市として栄えているのも、桓武天皇が京都に都を遷都したからですね。
感謝しなければなりません。
秋の花が目立ち始めた神苑
大極殿にお参りを済ませて神苑へ。
最初は南神苑から拝観します。
枝垂桜は、緑色の葉をたくさん付けています。

枝垂桜
来年の春もきっと濃いピンク色の花を咲かせてくれることでしょう。
南神苑には、萩がたくさん植えられています。

萩
しかし、まだあまり花は咲いていませんでした。
時期的には、もっと咲いていても良さそうなんですけどね、
フジバカマも咲き始めて間もないようです。

フジバカマ
ヒガンバナはきれいな赤色の花を咲かせていましたよ。

ヒガンバナ
でも、このヒガンバナは木に隠れるように咲いていたので、ほとんどの人が気付かず素通りしていました。
私も偶然しゃがまなければ、存在に気付かなかったことでしょう。
西神苑のスイレンはほとんど終わりかけ。

西神苑
6月にはハナショウブがきれいに咲いていましたが、今は草だけの姿になっています。
スイレンの葉が目立つ西神苑。

スイレンの葉が目立つ池
秋の気配が近づいているのを感じさせる景色です。
中神苑のスイレンも終わりかけでしたが、西神苑よりは花が残っていましたよ。

中神苑
赤い花が多かったですが、黄色い花もいくつかありました。

臥龍橋とスイレン
東神苑に広がる大きな栖鳳池。

東神苑
その向こうに見えるのは泰平閣です。
泰平閣では、多くの人が休憩しながら、池を眺めていました。

泰平閣からの眺め
泰平閣から眺める景色は心を和ませてくれます。
池の水と青空がとても爽やかなんですよね。
泰平閣の中は休憩している人が目立ちます。

泰平閣
心行くまでゆっくりと景色を楽しんでください。
秋の神苑を満喫したので、平安神宮から出ることに。

応天門
応天門の薄緑色の屋根と青空もとても似合っていますね。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。