8月になると、堀川と鴨川で行われる京の七夕。
堀川会場は、装飾を見て楽しむといった感じなのに対して、鴨川会場はお祭りといった雰囲気があります。
鴨川に並ぶ納涼床の下にたくさんのお店が出ていて、とても活気があります。
夕方の鴨川会場
午後6時過ぎに鴨川会場に到着。
例年通り、2013年もたくさんの店が出ています。
人出も例年通り多いですね。
四条大橋から下に降りて鴨川会場を偵察。
最初に目に入ったのは、出雲阿国(いづものおくに)さんのステージ。
私が到着した時には、何やらインタビューを受けているところでした。
そのすぐ近くでは、阿国典もやっていましたよ。
テントの中では、様々な絵とともに阿国のことが紹介されています。
美術館で行われている出雲阿国典の案内が置かれていたので、一部もらってきました。
でも、よく見ると、島根県立美術館と書かれていました。
てっきり京都で開かれていると思ったのですが、違ったんですね。
ちなみにちょうどここから鴨川を挟んだ向かいに出雲阿国の像が立っています。
四条大橋近くは、江戸時代の初期に阿国が歌舞伎踊りを披露した場所と伝わっているんですよね。
川床の下には、たくさんの七夕飾り。
願い事が書かれた短冊が風になびくと風情があります。
私が訪れた8月3日は、友禅流しの実演も行われていました。
実際に見るのはこれが初めて。
まっすぐに延ばすのにも技術がいるのでしょうね。
友禅流しは3日と4日の2日間だけの催しです。
鴨川会場を北に向かって進んでいきます。
すると、ステージの上で若者たちが並んで立っていました。
何かを披露した後のようで、この時はインタビュー中でした。
鴨川会場の魅力のひとつが、各都道府県の県人会のお店がたくさんあることですね。
それぞれのお店からは、美味しそうな香りが漂ってきます。
各都道府県の名物やB級グルメと呼ばれるようなものまで、様々な食べ物が並んでいましたよ。
夜の鴨川会場
いったん鴨川会場を去って、午後8時ころに再び戻ってまいりました。
もうすっかり夜の景色ですね。
川のほとりでは、夕涼みをしている人が等間隔で並んでいます。
これも鴨川の風物詩ですね。
鴨川会場に並べられた竹でできた灯りは風鈴灯です。
風が吹くとカランカランと風鈴が鳴って、涼感を演出してくれます。
この風鈴の音を聞いているだけでも心が和みますね。
三条大橋近くは、夕方よりもさらに賑わっていました。
本当にお祭りのような賑わいですね。
鴨川会場では8月5日からプロジェクションマッピングが行われています。
私は見ていないのですが、「京都いいところブログ」さんの下記記事に掲載されている写真を見ると、とてもきれいですよ。実際に見るともっときれいなんでしょうね。
なお、京の七夕は8月12日まで行われていますよ。
京の七夕2013年目次
- 京の七夕でライトアップされた二条城・2013年
- 京の七夕堀川会場・2013年
- 京の七夕鴨川会場・2013年
- 石清水八幡宮の夜間特別拝観・2013年夏