京都市東山区の祇園に建つ八坂神社。
京都の中でもよくにぎわう繁華街にあることから、普段から多くの参拝者が訪れます。
ただ、さすがに梅雨に入ると、八坂神社といえども、境内の観光客の方の姿は少なくなりますね。
美御前社が工事中
いつもなら、八坂神社に訪れるときは、四条通に面した西楼門から入るのですが、今回は、南の鳥居から境内に入りました。
社殿が南向きに建っているので、本来、八坂神社の入口は南の鳥居ということになるのでしょうが、京阪電車の祇園四条駅や阪急電車の河原町駅から近い西楼門から入る方が圧倒的に多いですね。
鳥居をくぐり、南楼門から境内に入ると、正面に舞殿が建っています。
やはり、梅雨時は、八坂神社も人が少ないですね。
とは言え、境内から人が全くいなくなるということはありません。
上の写真に写っている舞殿の後ろには朱色の本殿が建っていますが、完全に隠れていますね。
ということで、境内の西側から撮影。
八坂神社の社殿は、南楼門、舞殿、本殿が一直線に秩序整然と並んでいます。
なので、南楼門から舞殿を見ると本殿がすっぽりと隠れてしまうんですね。
本殿にお参りをした後は、境内を散策。
女性に人気の美御前社(うつくしごぜんしゃ)が工事中でした。
修復工事は2012年10月末までとのこと。
この間は、美人祈願をできませんね。
西楼門付近は、いつも通り、お店が出ています。
記念撮影されている方も多く、梅雨時でも、この辺りは比較的たくさんの人がいましたよ。
人が少ない梅雨時は、境内をじっくりと見て回ることができるので、八坂神社の七不思議を探してみるのも良いですね。
円山公園
八坂神社に参拝した後は、東隣にある円山公園へ。
池のほとりには、サツキが咲いていました。
でも、やや見ごろを過ぎているようです。
ベンチ付近のサツキも花がだいぶ落ちて緑色の葉が目立つ状態。
石造りのベンチの上では、2匹のネコが仲良く昼寝をしていました。
梅雨と言えば、アジサイですが、円山公園はあまりアジサイが植えられていません。
ネコが昼寝をしていたベンチ近くで見つけたガクアジサイの他には、どこにもアジサイはありませんでした。探せば、もっとあるのかもしれませんが、わかりやすい場所にはなさそうです。
梅雨時は、東山の定番の観光名所も人が少ないので、ゆっくりと散策することができます。
天気予報を見て、雨が降らなそうだったら、東山を歩いてみてはいかがでしょうか。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。