梅雨に入る頃に咲き始める花と言えばアジサイですよね。
もちろん京都にもアジサイの名所がいくつかありますが、特にアジサイの名所というわけではないところでも、この時期はアジサイを見ることができます。
京都市東山区の祇園白川にも少しだけですが、アジサイが植えられています。
6月中旬。
そろそろ見ごろに近づいているだろうと思い、祇園にアジサイを見に行ってきました。
木陰に隠れたアジサイたち
祇園白川は、京阪電車の祇園四条駅を出て北東に3分ほど歩くと到着します。地下鉄三条京阪駅からだと、南に10分ほど歩くと到着します。
祇園の大和橋付近は、観光シーズンになると、たくさんの人でにぎわいますが、梅雨時は、ガラガラです。
この大和橋の近くに木陰に隠れるようにアジサイたちが咲いています。
まだ咲き始めのガクアジサイを発見。
大和橋に近い場所に咲いていました。この付近のアジサイは、まだこんな感じで、見ごろはこれからといった感じです。
でも、中には、まずまず花が咲いているものもありましたよ。
それでも、見ごろはまだもう少し先のようです。
アジサイを見ていたら、1羽の鳥が、白川に着水。
どうやら、いつもこの辺りをうろうろしている鳥のようです。
店の中を覗きこんだりと、なかなか愉快なしぐさを見せるので、観光客の方にも人気があります。
さて、アジサイ観賞に戻りましょう。
白川のほとりには、ガクアジサイだけでなく西洋アジサイも咲いています。
木陰に紫色のアジサイがたくさん咲いていました。
まだ、6月中旬なので、花がきれいです。
雨が降ればもっとみずみずしくなるんでしょうね。
定番の青いアジサイもきれいに咲いていましたよ。
これから咲き始めそうなのもたくさんあったので、6月中はアジサイを楽しめそうです。
緑色になった桜
白川と言えば、ほとりの桜並木も有名です。
春は、ピンク色になりますが、梅雨の時期はどの桜の木も深い緑色となっています。
観光客の方がほとんどいなかったので、のんびりと桜を観賞することができました。緑色の葉ばかりの桜も、それはそれで良いものですよ。緑は目にも優しく、心も和みます。
枝垂れ桜も緑色。
白川のさらさらとした流れが何とも涼しげ。
まだ本格的な夏は先ですが、梅雨の時期の蒸し暑さも、白川の流れを見ていると忘れてしまいますね。