毎年ゴールデンウィークになると、長岡天満宮のキリシマツツジが満開になります。
ツツジというと、腰ほどの高さに刈り込まれた丸い形のものを想像してしまいますが、長岡天満宮のキリシマツツジは、そのような小ぢんまりとしたツツジとは違います。
一度見ると、そのボリュームに圧倒され、真っ赤な花が目に焼き付いて離れなくなってしまいます。
キリシマツツジの壁ができた参道
阪急電車の長岡天神駅から5分ほど歩くと長岡天満宮に到着します。
鳥居付近には、たくさんの観光客の方がいらっしゃいます。
この鳥居の向こうに見える赤いのがキリシマツツジです。
鳥居をくぐって、キリシマツツジに挟まれた参道の入り口へ。
赤い葉のように見えますが、これ全部キリシマツツジの花です。
赤以外の色はどこにも見当たりません。
長岡天満宮のキリシマツツジは、長岡京市の天然記念物に指定されています。
約80株あり、樹齢は150年、高さは3メートルもあります。
参道の両脇は、真っ赤なキリシマツツジの壁ができています。
3メートルもの高さがあるので、とても迫力があります。
橋の近くのキリシマツツジは、こんもりとしています。
近くに寄って、真っ赤な花をじっくりと観賞。
どの花も汚れがほとんどなく、みずみずしい状態を保っています。
キリシマツツジの参道の全景はこんな感じです。
まるで鳥居が真っ赤な煙を吐いているようです。。
参道の近くには、キリシマツツジだけでなく、よく見かけるツツジもたくさん植えられています。
カエデの新緑も見ごろ
長岡天満宮と言えば、紅葉の名所としても知られています。
なので、この時期は、カエデの新緑がとてもきれいです。
もちろん、キリシマツツジが植えられている参道付近にもカエデは植えられています。
真っ赤な花を背景に青モミジを撮影。
参道を過ぎ、本殿へと向かう石段の途中には、錦景苑という庭園があり、カエデの木がたくさん植えられています。
鮮やかな緑色の空間ができていますね。
最後は、本殿にお参り。
長岡天満宮は、学問の神様の菅原道真を祀っているので、受験生の方は、合格祈願にお参りをしておくのも良いですね。
なお、長岡天満宮の詳細については、以下のページを参考にしてみてください。