2月3日の節分の日。
吉田神社、宗忠神社、平安神宮に参拝した後、東山区の霊山観音(りょうぜんかんのん)と西福寺に訪れました。
東山は、人気の観光地なので普段から人が多いのですが、節分の日は、さらに町が賑わっていたように思えました。
霊山観音
高台寺近くの大きな観音さまが祀られている霊山観音は、普段は拝観料が必要となりますが、節分の日は自由に境内に入ることができます。
ここでは、体がポカポカに温まる生姜入りの甘酒をいただけます。
毎年、節分の日は寒いので、生姜入りの甘酒はありがたいですね。
また、霊山観音では福豆もいただくことができます。
三角形の袋には「商売繁盛」と「家内安全」の文字。
歳の数だけ食べればご利益がありそうです。
ただ、1袋に入っている豆の数は20粒もないのですが。
西福寺
霊山観音の生姜入り甘酒で体を温めた後は、西福寺です。
霊山観音から歩いて20分ほどかかります。
歩いている間に甘酒で温めた体もすっかり冷えてきました。
西福寺の近くには、六波羅蜜寺があります。
参拝者の多くは、西福寺よりも六波羅蜜寺の節分祭に向かいます。大々的に豆まきをやっているのが理由なのでしょうね。
私も六波羅蜜寺の豆まきに参加したかったのですが、予定の時刻までかなり時間があったので、今回はパスすることに。
さて、西福寺ですが、東山の節分祭を観に行くなら、ぜひともお参りして欲しいお寺です。
西福寺は、それほど有名なお寺ではありません。
なので、節分の日も他の神社やお寺に比べると人が少なめです。
そんな人が少ないお寺だと、あまり期待できないのではないかと思ってしまいますが、西福寺ほど満足できるお寺はありません。
まず、門をくぐって奥に進むと、おそばをいただくことができます。
もちろん参拝者の方全員に振る舞われます。
わんこそば程の量ですが、満足度抜群。
歩いている間に冷えた体も再びポカポカに。
お寺の方にお礼を言って帰ろうとしたら、おかわりをすすめられたので、ありがたくもう1杯いただきました。
さらに帰るときには、焚火で焼いたミカンを2ついただきました。
2つとも甘く、適度に温かかったので、良い食後のデザートとなりました。
これだけいろいろといただいたので、お賽銭は普段よりも多めに入れておきました。
八坂神社や六波羅蜜寺など東山の有名な神社やお寺の節分祭に訪れた後は、西福寺にもお参りして体を温めていくのがおすすめですよ。