京都市北区に建つ平野神社。
ここは、京都でも有名な桜の名所ということで、春になるとお花見のためにたくさんの観光客や参拝者が訪れます。
私も桜を観るために春に平野神社に訪れたことがあります。
ところで、境内にたくさん植えられている桜は、夏になるとどうなっているのでしょうか。
ちょっと気になったので、8月中旬に平野神社に参拝してきました。
濃い緑色の葉となっている桜たち
平野神社の東の鳥居に到着。
外からでも、境内が桜の緑色の葉で覆われているのがわかります。
鳥居をくぐった左手に植えられている枝垂れ桜も緑色。
枝が垂れ下がっていても、ボリュームのある緑色の葉から元気がみなぎっている感じが伝わってきます。
下の写真は、春に同じ枝垂れ桜を撮影したものです。
ピンク色の花がきれいですが、夏の方が、やはり力強さを感じますね。
まだ満開ではなかった頃の写真なので、ボリュームがないだけかもしれませんが。
平野神社の桜で人気があるのは、本殿に進む門の手前に植えられている魁(さきがけ)と呼ばれている枝垂れ桜です。
魁は、鳥居近くにあった枝垂れ桜よりも葉が少ないようです。
下の写真は、春の魁です。
夏よりも春の方がボリュームがあって見ごたえがありますね。
魁を観た後は、本殿にお参り。
本殿の周りに植えられている桜は、種類が多く、葉の色も濃い緑色や薄い緑色など、様々です。
平野神社の桜は、花が咲く時期が少しずつずれているので、全てが満開の状態になることはありません。
ですが、夏は、当然ながら、全ての桜が緑色の葉を付けます。
平野神社の近くには大きな道路があり、交通量も多く、騒がしいのですが、境内に入ると、その雑音が小さくなったように感じます。
これは、緑色の葉をたくさん付けた桜の木が車の音を遮っているのでしょうか。
春は、お店が出たり、お花見に訪れた参拝者で活気のある平野神社も、夏になると人が減り、落ち着きのある空間に変わります。
神社の境内は静かな方が落ち着きますね。
でも、1年のうちでどの季節に平野神社に訪れたらよいかと聞かれたら、やっぱり、春の桜の時期と答えてしまいます。
なお、平野神社の桜の花については、以下の過去記事に写真を掲載していますのでご覧になってください。
また、平野神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。