京都市上京区には、相国寺という大きなお寺があります。
金閣寺や銀閣寺とも関係があるので、ご存知の方も多いことでしょう。
その相国寺には池があり、そこには、鉢に植えられた多くのハスが夏になると花を咲かせます。
遠目で眺めるハス
相国寺は、地下鉄今出川駅から歩いて5分ほどの場所に建っています。
入り口は、いくつかありますが、ハスを見るなら南の総門から入るのがおすすめです。
総門をくぐると左手に池があります。
この池の周囲には、たくさんの鉢が置かれており、そこに様々な種類のハスが植えられています。
鉢の近くに寄って、じっくりとハスを観賞したいところですが、実は池の周囲にはフェンスが巡らされていて、ハスに近付くことができません。
なので、相国寺でのハスは、フェンス越しに遠目で観賞するしかありません。
拝観料を納めなくても観ることができるので、あまりぜいたくを言ってはいけませんね。
真っ白な花を一輪だけ咲かせているのは白光(びゃっこう)という種類のハスです。
夏は、こういった白い花を見ると気分的に涼しくなりますね。
白い花を咲かせているハスには、黄玉(おうぎょく)というものもあります。
相国寺のハスは、白色のものだけではありません。
白い花弁の先がピンク色になっている楚天祥雲(そてんしょううん)。
花弁全部がピンク色の八重茶碗蓮(やえちゃわんはす)は、花が全開。
この他にもたくさんの種類のハスが鉢に植えられていました。
ただ、どれもつぼみの状態だったので、咲いている姿を見ることはできませんでした。
ハスを一通り観賞した後は、ぐるりと池を眺めることに。
この池では、スイレンも見ることができます。
ただ、フェンスから池までは、少し離れているので、私のカメラで、スイレンを撮影するのは、ちょっと困難です。
なんとか写すことができましたが、葉っぱに隠れて花がよく見えませんね。
相国寺のハスは、あまり有名じゃないのか、私が訪れた時には、池の周りに誰もいませんでした。
なので、フェンスはありますが、きれいに咲いたハスの花を一人静かに観賞できました。
ちなみに相国寺の近くには、京都御苑があり、四季折々の花を楽しむことができます。
相国寺でハスを観賞した後に京都御苑で夏の花を観るのも良いですね。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。