京都府宇治市の京阪電車三室戸駅から山に向かって15分ほど歩くと三室戸寺(みむろとじ)が現れます。
三室戸寺は、花の寺として有名で、5月になると2万株のツツジと1千本のシャクナゲが花を咲かせます。
ということで、5月上旬に三室戸寺に参拝してきました。
シャクナゲ谷
受付で拝観料500円を納めて参道を歩いて行くと、右手に花を咲かせたツツジがたくさん植えられているのが見えます。
早くツツジを観に行きたいところですが、まずは本堂にお参り。
三室戸寺は、本堂、阿弥陀堂、三重塔が山際に沿って並んでいます。
この景色もなかなか見事ですね。
本堂にお参りした後は、シャクナゲ谷へ。
シャクナゲ谷は、庭園の東側にあり、そこへは細い山道を登っていく必要があります。
この山道には、蜂がたくさんいるので注意が必要。
大きなスズメバチも飛んでいるので、かなり危険です。
そんな危険を冒して、なんとかシャクナゲ谷に到着。
やや盛りを過ぎていましたが、大きなシャクナゲの花がたくさん咲いていました。
シャクナゲ谷からは、三室戸寺の伽藍を望むことができます。
真っ赤なシャクナゲの向こうに見えるのは本堂です。
シャクナゲ谷からは、朱色の三重塔の全景も見ることができます。
山を背にした建物からは、力強さが伝わってきますね。
与楽苑を華やかに彩るツツジ
シャクナゲを観た後は、庭園の与楽苑を鑑賞。
与楽苑には、枯山水庭園や池泉庭園が設けられています。
普段は地味な枯山水庭園ですが、初夏になると、赤、ピンク、紫の花を咲かせたツツジが庭の周囲を鮮やかに彩ります。
通路を挟んだ向こう側には、真っ白なツツジの花も咲いていました。
まだ咲き始めたばかりだったので、花弁には全く汚れがありませんでした。
通路を歩いて、坂を下りるように与楽苑を散策。
道の両脇は、白と赤紫のツツジの花で彩られています。
ただ、時期が少し早かったようで、花は若干少なめでした。
それでもお食事処の辺りは、たくさんの花がきれいに咲いています。
やはり、のんびりと休憩しながら庭園を鑑賞できるようにお食事処の周りに多くのツツジを植えているのでしょうね。
今度は、山に登って庭園を見下ろすことに。
やはり、山の上の方が庭園全体を見渡せますね。
良い眺めです。
なお、私が訪れた時に咲いていたツツジの花は、以下の6色でした。
ツツジは、大体5月中旬頃まで、楽しむことができそうですよ。
また、庭園を散策していると、小さなアジサイが咲いているのを発見しました。
三室戸寺は、6月から7月上旬にかけて1万株のアジサイが開花します。
なので、この時期に三室戸寺に訪れるのもおすすめです。
ちなみに三室戸寺のアジサイの写真は以下の過去記事に掲載しています。
なお、三室戸寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。