前回の記事では、京都観光の定番コースのきぬかけの道から少し離れた等持院を紹介しました。
今回の記事は、その続きというか、きぬかけの道沿いの仁和寺の拝観を終えた後に時間が余っていたら訪れてみたい3つの寺社を紹介したいと思います。
1.蓮華寺
まず最初に紹介するのは、仁和寺の東側の門からすぐの場所に建っている蓮華寺です。
蓮華寺といえば、下の写真に写っている石仏群が有名。
実際に見ると整然と並んだ石仏群の姿に圧倒されます。
石仏群は、以前は音戸山山上に置かれていたのですが、昭和33年(1958年)に現在地に移されました。
石仏は、近くで見ると結構な大きさがあります。移動にはかなりの手間がかかったのではないでしょうか。
蓮華寺は、仁和寺からすぐに訪れることができるので、ぜひ石仏群を拝んでください。
なお、蓮華寺については、以前にも下記の記事で紹介していますので、あわせてご覧になってみてください。
2.転法輪寺
次に紹介するのは、転法輪寺です。
転法輪寺は、蓮華寺から北に3分ほど歩いた場所に建っています。
お寺が近くなってくると下の写真に写っている門が見えてきます。
門の上に鐘楼があるというあまり見たことがない形をしていますね。
竜宮門のように見えますが、鐘楼門というそうです。
境内はあまり広くないのですが、本堂には高さ7メートルもある本尊の阿弥陀如来座像が安置されています。
3.福王子神社
最後に紹介するのは、蓮華寺や転法輪寺とは反対方向の仁和寺の西500メートルほどの場所に建っている福王子神社です。
福王子神社は、交差点に建っていますが、この交差点の信号が時差式で横断歩道を渡るタイミングがよくわかりません。
私が福王子神社に訪れた時は、交通整理が行われていたので、苦労せずに横断歩道を渡ることができました。
しかし、交通整理が行われていなければ、横断歩道を渡るのにかなり戸惑ったことでしょう。
それはさておき、福王子神社は、あまり大きな神社ではありませんが、意外と歴史の古い神社です。
創建年代は詳しくはわかっていませんが、平安時代中期に建てられたのではないかと言われています。
祭神として祀られているのは、宇多天皇の母の班子皇后です。
社名は、班子皇后がたくさんの皇子皇女を生んだことに由来しているそうです。
以上が仁和寺近くに建つ3寺社です。
どこも拝観料が必要という訳ではないので、仁和寺拝観後に気楽に訪れることができますよ。