宵山2010年

7月16日に宵山に参加してきたので、今回はその時の模様をレポートします。

ちなみにこの記事を書いているのは17日で、山鉾巡行はクライマックスに近付いています。

今年は室町通の南を中心に観覧

今年は、四条大宮から東に歩きながら、山や鉾を眺めました。

四条通に建てられた月鉾から、「コンチキチン」という音色が聞こえてきます。

そして、その音色に吸い込まれるように多くの観光客の方が、月鉾へと向かいます。

月鉾

月鉾

月鉾の周りには、たくさんの人。

テレビ局のカメラもあって、大いに賑わっています。

四条通は、大きな鉾がたくさん建っているので、その分観光客の方も多め。

人が多すぎると祭りを楽しむことができないので、比較的人が少なそうな細めの室町通を南下することに。

室町通に入って、最初に目にしたのは鶏鉾。

鶏鉾

鶏鉾

鶏鉾には、色彩豊かなペルシャじゅうたんやインドじゅうたんがかけられています。

刺繍も見事です。

鶏鉾の刺繍

鶏鉾の刺繍

室町通には、白楽天山も建てられています。

白楽天山

白楽天山

室町通の山と鉾は2つだけでした。

他の通りに比べると人が少なめだったのも、山と鉾が2つしかなかったからなのでしょうね。

宵山といえば屋台

室町通の山や鉾も見事なのですが、やはり、通りの左右にずらっと並んだ屋台も非常に気になります。

どの屋台で売られている食べ物も非常に美味しそう。

しかし、あれもこれもと手を出すと、後でとんでもない額を使っていたなんてこともあるので、今回は2ヶ所の屋台を選ぶことにしました。

まず最初は、龍谷大学経済学部の屋台です。

こちらの屋台では、学生さんが栽培した南山城村産100%の抹茶入り煎茶とケーキのセットが用意されています。

お茶は、龍谷大学オリジナル宇治茶だそうです。

宇治茶とケーキ

宇治茶とケーキ

宇治茶は、煎茶のあっさりとした味が基本なのですが、抹茶が混ざることで深みも出ています。

この宇治茶は、「雫」という商品名です。

ケーキは、カステラが2枚。1枚は抹茶味です。

代金は200円と祭りの屋台にしては激安。

椅子も用意されていて、祭り見物に疲れた体を休めるのには最適な場所でした。

龍谷大学の屋台の次は、麺バーガーやナンのハンバーガーなどいろいろと悩んだのですが、「はしまき」を食べることに決定です。

「はしまき」は、初めて聞いた名前でしたが、簡単に言うとお好み焼きをまるめて割り箸を刺したものです。

はしまき

はしまき

屋台からの香ばしい匂いと見た目につられて1本購入。

表面の目玉焼きが食欲をそそります。

最初の一口目は、鰹節とマヨネーズが口の中に広がり、とんぺい焼きのような味。

これは、見た目に負けない美味しさです。

二口目は、半熟の目玉焼きからとろっと流れ出る黄身とタレが絡み合って、甘辛な味が口いっぱいに広がります。

そして、三口目は青のりたっぷりエリアをガブリ。ここは、たこ焼きのような味でした。

お値段は、なかなか手頃な300円。

居酒屋のメニューにあれば、絶対に注文します。

今年の祇園祭は雨ばかりでしたが、宵山の日はほとんど雨が降らず、山鉾巡行の日も晴天と一番盛り上がる時に、祭りにふさわしい天気となりましたね。

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