形式を変えながら存続する祇園祭は京都の町や文化を象徴している

令和2年(2020年)と令和3年は、新型コロナウイルスの影響で、祇園祭は規模を縮小して行われることになりました。 祇園祭は、貞観11年(869年)に全国的に疫病が流行したことから、それを鎮めるために祇園会(ぎおんえ)として行われたのが始まりです。 以来、今日まで祇園祭は続いていますが、その形式は時代によって変化し、時には中止となることもありました。 なので、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われる祇園祭もまた、長い歴史の中で見ると、時々起こる祭りの変化のひとつと言えそうですね。

会津藩士柴司の切腹に発展した明保野亭事件

京都市東山区の三年坂には、立派な枝垂れ桜が植えられています。 その枝垂れ桜があるのは、明保野亭(あけぼのてい)というお店です。 春の観光シーズンともなれば、三年坂を通る人は、必ずと言っていいほど、この枝垂れ桜の前で立ち止まり、その美しく咲いた姿に見とれていますね。 そんな旅行者や観光客に人気の明保野亭ですが、幕末の元治元年(1864年)に会津藩士の柴司(しばつかさ)が切腹するにいたった明保野亭事件が起こっています。

淀城跡公園で見ごろを迎えたハス・2021年

7月中旬。 京都市伏見区の淀城跡公園を訪れました。 淀城跡公園は、その名のとおり、かつては淀城がありました。 今は、お城の石垣と濠だけが残り、敷地内は公園となっています。 その濠では、毎年夏になると、ハスが花を咲かせます。 今回は、濠で咲くハスを見るために淀城跡公園を訪れた次第です。

東寺の濠で咲くハス・2021年

7月上旬に京都市南区の東寺に参拝しました。 御影堂(みえどう)にお参りをした後、境内の北東にある濠にやってきました。 東寺の濠では、毎年7月になるとハスがたくさんの花を咲かせます。 この時期の東寺参拝の楽しみのひとつは、このハスを見ることですね。

梅雨の東寺に参拝・2021年

7月上旬に京都市南区の六孫王神社に参拝した後、東に5分ほど歩き東寺を訪れました。 東寺は、教王護国寺ともいい、五重塔が有名なお寺です。 京都駅からも近く、京都市内の4つの五重塔の中で最も交通の便が良いですね。 東寺は、旅行者や観光客に人気ですが、梅雨の時期は訪れる人が少なく、境内が混雑することはありません。

梅雨に参拝した六孫王神社・2021年

7月上旬に西本願寺にハスと唐門を見に行った後、南西に10分ほど歩き、京都市南区の六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)に参拝しました。 六孫王神社は、春の桜がきれいなことから、これまでは春によく参拝していました。 梅雨に参拝した記憶がないので、今回が初めての梅雨の参拝かもしれませんね。

西本願寺のハスと修復を終えた唐門・2021年

7月上旬に京都市下京区の東本願寺にハスを見に行った後、西に10分ほど歩き西本願寺に参拝ました。 西本願寺は、京都駅から最も近い世界遺産に登録されている寺院です。 遠方から京都観光に訪れた場合は、真っ先に西本願寺に立ち寄る方も多いのではないでしょうか。

東本願寺の濠でハスが咲き始めた・2021年

7月上旬。 京都市下京区の東本願寺に参拝しました。 東本願寺は、周囲に濠がめぐらされており、夏になると南側の濠で淀姫と呼ばれるハスの花が咲きます。 5年前にこの濠で双頭蓮を見たことがあるので、この時期に東本願寺を訪れると、また双頭蓮を見られるのではないかと期待してしまいます。

緑に包まれた梅雨の梨木神社・2021年

6月下旬に京都市上京区の相国寺にハスとタチアオイを見に行った後、京都御苑の東に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。 梨木神社には、カエデと萩がたくさん植えられており、梅雨の時期は、境内全体が緑色に包まれます。 9月の萩が咲くころや11月の紅葉時期に参拝するのがおすすめの神社ですが、梅雨に緑色の境内を見に訪れるのも良いものです。

相国寺で咲き始めたハスと見ごろのタチアオイ・2021年

6月下旬に京都市上京区の京都御苑を散策した後、今出川通を挟んで北側に建つ相国寺に参拝しました。 相国寺には、境内の南側にある池で、毎年夏になるとハスの花を見ることができます。 ハスの見ごろ時期は、例年7月に入ってからですが、6月の終わりころから咲き始めるので、早いものだと良い具合に咲いているだろうと思い、相国寺を訪れた次第です。